伊藤柳櫻園 の青ほうじ茶
あぁ…、私事ですが、
今日、やっとやっと仕事がどうにか一段落つきました…。
それで、宿題というか、わたしが勝手に
「これは書かなきゃ!」と思っていた
『お茶』記事を1つ片付けたいと思います。
え、アレ、、、
次で勘弁してください‼︎ 爆
アレ書く前に、もう一回だけビューアポ行って確認とりたい 「コスメだけは慎重派」のsae*kiriでございます‼︎
さて、
今回は、単なる「お茶」の話にしたくないので、ちょっとだけストーリーつけ長くなる予定です。
私に、このレアなお茶をくださった、Mさんとの"一方的な"思い出から。
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私が Mさんを初めて見たのは、
自分が育った街の駅でした。
その頃はまだJRは旧国鉄で、
その駅の、ある場所を通る度に、 私は彼女を見上げていました。
学校の行きも、帰りも、彼女はそこにいました。
毎日のように 同じ場所を見上げながら、
私はよく溜め息をついたものでした。
(なんて綺麗な人なの)
微妙な角度で少しずつ変わる彼女の姿は、いくら見ても実際の彼女というものがよく分からないいままで、
学校に行くという使命が無ければ、多分 私はいつまでも飽きることなく突っ立って、彼女の要る世界を見続けていたと思うのです。
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彼女は、私が見上げた先の 写真の中に居ました。
ときどきそれは新しいものに変わり、
彼女は居場所を変えて、違う地方のお祭りの衣装などに衣替えし、また新しい表情を見せるのでした。
それは駅に貼られた巨大なポスター。
そして、学生だった私は 明らかに「混乱」していました。
(何だろう、この湧き上がる迫力は)
迫力だけでなく、衣装を含めた世界観のまとまり、色彩、構図。
「構図」なんて言葉も当時の私はよく知らなかったはずですが、
それは正しく、
何も知らなかった私が、初めて 商業的なグラフィックという世界に度肝を抜かれた瞬間
だったと思うのです。
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だいぶ端折りますが、
大人になり、私はある偶然から彼女とお友達になりました。
あのポスターの中に居た 美しく不思議な女性は、
当時の私からは、遠い遠い世界のオトナにしか思えなかったけれど、
数年後 オトナになってみたら、
実は自分からそう遠くない場所 にいらした ということなのです。
久々に再会したMさんは、
「母が送ってくれたのよ」と相変わらず美しく微笑みながら、私にこれをくださいました。
私「ぎゃ!りゅ、柳櫻園じゃないですか〜‼︎大好き♡」
私「しかも、『青ほうじ茶』とかまたレアなものを❕知らないし‼︎笑」
Mさま「あら、sae*kiri さんでもご存知なかった〜?」←確かこのようにイジメられました😂
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写真の「青ほうじ茶」ですが、
これは自分で買ったものなんです。
つまりは、リピートしちゃった訳です。
美味しくて♡
お味は、いつかblogでご紹介した
『土曜の焙じ茶』こと「手炒り焙煎焙じ茶」
より、さらに青々しい軽めのお味です。
青々しいのが大好きな私にとっては、とっっても好みのお味。
そして、青々しいままの風味を 楽しむためには、淹れ方にコツがあるようです。
「エグ味が出る前に、短時間でさっと淹れてね」とアドバイスをいただきました。
一瞬では早いかな、15〜20秒くらいでしょうか。
熱湯で短時間です。
これを私が自分で購入できたのも、「土曜の焙じ茶」と同じく
髙島屋の催事『グルメのための味百選』。
アドバイスは、髙島屋に来ていた伊藤柳櫻園の方からです。
聞いてみたら、やはり なかなかレアなお茶だそうで、元々は花街の芸妓さんのために卸していたお茶であり、京都の柳櫻園本店にも置いていないそうなんです。
買えるのは、
髙島屋の『グルメのための味百選』か、
たま〜に明治屋さんに置いている時があるとかないとか…(コソコソ
何処かでもし見つけたら、買ってみてくださいね♡
Mさん、美味しい貴重なお茶をお土産に持って来ていただき、本当にありがとうございました♡
こちらもやっとアレコレ終わりましたので、ゆっくりランチでもー❕(←連絡事項)
では、また。