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Shabe Labo

自分の当たり前は、他の人の当たり前じゃない

2017.07.24 07:00


「話すことが苦手だ」という方の中に、

「私の話なんて聞いたって、仕方がないでしょう」

と思っている方、いませんか?


私も、そうでした。

以前お話したように、

アナウンサーは自分のことを話すことが、あまりありません。

それは私にとっては、とても安心することでした。

自分のことを話す必要がないってことですから。


でも会社を辞めて、人前で話す機会を得た時に、

なぜこんな気持ちになるのか、考えてみました。


自分では意識していなかったのですが、

私は相当自意識が低い、というか、

「私のことなんて、誰も興味を持たないでしょ」

という気持ちが強かったようです。


ある意味、だからアナウンサーになったのかもしれませんね。


でもね、「松井さんのこれまでの人生を話してもらうことは、

受講生にとてもプラスになります!」

と、ある方に言われて自分の過去を話した時、

受講生の皆さんに言われた言葉があるんです。


「松井さんの生きる姿勢を学ばせていただきました!」

「ぶれない生き方が素敵です!」


……書いていて滅茶苦茶恥ずかしいですが、

本当に、そう言ってくれたんです。


自分では、そんな大それたことは

全く話したつもりはありませんでした。

当たり前の私の過去を、当たり前に話しただけだったのです。


そこで気づきました。


私の当たり前は、他の人の当たり前じゃないんですね。


この考えに至ってから、

私の話し方の根本が変わったように思います。


まず、名前を丁寧に言うようになりました。

私にとっては何百回、何千回と口にしている当たり前の言葉ですが、

初めての人には初めて聞く言葉なんですよね。


そして、私が経験してきたことを、端折らずに話すようになりました。

同じように悩んでいる方にとっては、

少しでも役立つことかもしれないですよね。


「私の話すことなんて、どうせ興味ないでしょ」

もし、そう思っている人がいたらモッタイナイ!

それがあなたオリジナルの、素晴らしい経験かもしれません。