2021XCC全日本選手権 千葉公園
XCEの翌日のXCC。XCCはどうも焦っちゃって苦手意識が出てきてましたが、、今回は落ち着いてレースを傍観する気持ちで頑張ろうと思ったらまだ気持ちよく走れました。そもそもXCEの翌日でどこまで走れるかな不安があったけど、脚もなんとか耐えてくれ、嬉しかったです。
予選の時はレポート内にもあるように全く出力しなくてしんどかったけど、決勝でしっかり立て直せたのは良かった。トレーニングと患部の疲労のリズムがうまくかみ合わず、このレースの週末までに高出力のトレーニングが一切出来なかったけど、身体への負荷と回復のリズムを崩すわけにもいかず、しょうがなかった。けれど、低負荷でのトレーニングは積めていたので、なんとかレースをこなせたという印象だった。
色々と差し引いて考えても、とても良い週末だった。欲深くせず、半ば諦めつつも、出来ることをしっかりこなしたら、その分結果がついてきた。
あ、そうそう、レースに関係のないサイドストーリー。。XCCの予選早々に僕の車のナンバーがアリーさん(実況の方)に呼び出されてて、全くレースに集中できなかったです。笑))「京都331~~~ボルボのお乗り方~」いやいや僕やん!アリーさーーん!ぼくでーすよー!ってレース中に声をかけようかと。でも、みんな真剣なレース中やし、「そのお呼び出しの車、僕のです」なんて言える雰囲気もなく。僕もトップ3人で抜け出てて体力的にキツイ場面で。でも、車が気になる。ドア、閉め忘れた?窓?トランク?いやいや、閉めたはず。ライトつけっぱなし?いやいや消してるはず。駐車違反?いや、許可証はフロントガラスの見える位置に置いてるし、出展者枠で問題ないはず。駐車の仕方も通常のはず、、なんでや、え、どうした、くるま、、、車上荒らしされたんかな?呼び出されるって警察沙汰?なんか悪いことした???って頭の中で自問自答してました。笑))レース後、すぐに車どうした!!ってちーろんに聞いたら、親切な方が僕の車に当ててしまったようでわざわざちゃんと主催者さんに言いに来てくれてたようで、、いや、残念なのかもですが、もうレース中の自問自答に比べたら、なんだぁーそういうのかーーー!って感じでした。笑)しかし、新品パーツは手に入らないし修理を調べてもらってますが、、思い出の傷になるかなぁ?。。それもいいよね。、親切な方で、レースなどで逆にたくさんお待たせして申し訳なかったです。
さて、東洋フレームWebにアップしたレポートを転載します!
XCE翌日は同会場でコースレイアウトを変更して、XCC全日本選手権が開催された。竹之内悠のレースレポートを紹介する。
XCCの前日であるXCEレース後、XCCのコース試走をそのまま行った。昨年とコースレイアウトが大きく変わり、XCらしく走力の差が出やすくなったように感じた。平均スピードが下がり、コース幅もあるので抜きどころも増えたように感じた。気を付ける点は急な下りぐらい、あとはラインどりによってスピードがのるのらない箇所をしっかりと見た。XCEの時にあったジャンプ台やロックセクションはXCCでは使われてなかった。
XCC当日。予選と決勝が行われ、予選トップ10人が決勝に進める。予選は2組に分かれ、僕はB組だった。
予選では序盤から沢田選手が飛び出してペースを上げたレース展開に。後方から竹内選手がブリッジかけたので、そこに乗って前の沢田選手に追いつき、3人でレースを進めた。数周、前の2人に引っ張ってもらったが、ペースが速く感じてしんどく、竹内選手が下りでミスした際に安全マージンをとったら差が開いてしまい、そのままドロップ。後方のグループへ。後方のグループでは、前を引く選手に申し訳なかったが、決勝のスタート位置を考え、ラスト一周で少し踏み返して4位でゴール。
PhotoAyanoMakoto
予選中、脚が回しにくかったので、XCE用のアプローチにしていたバイクポジションをXCO向けにチェンジ。変更後は感触良く、脚が回りだしたので決勝に期待が持てた。けれど、今のパフォーマンスではトップグループに終盤までついていけないことは承知していたので、先頭グループからドロップしてから、どのようにレースを展開するかが僕のレースで必要なポイントだった。
決勝のスタートは2列目。スムーズにスタートし、レースを8番前後で進める。レース中盤に差し掛かる手前で先頭集団から脱落、第2集団にジョインした。トップグループとの差が広がり始め、第2集団にも疲れがみえた。僕も集団内で脚の漕ぎ方、身体の使い方を思い出し、焦らずしっかり自転車に乗ろうと心を落ち着かせた。中盤以降、2度ほど?前に出て集団をけん引させてもらった。一度ペースアップして分断させたかったけど、叶わず。集団内では下がり過ぎないように、2番手付近を死守した。
スタート PhotoAyanoMakoto
第2集団 PhotoAyanoMakoto
下り PhotoAyanoMakoto
ラスト4周あたりからゴールに向けてどうしようかと悩み、ラスト1周より、ラスト2周で勝負に出ようと決め、ラスト2周でアタック。綺麗に決まり、そこから単独で1周半を駆け抜け、6位でレースを終えた。
レース前から思い描いていた通りの走りが出来て、とても良かった。予選の不調を決勝で挽回できたのはよかった。レース終盤にかけても久々のレースらしいレースが出来て、楽しく走れた。トップ争いからはかけ離れたレースだったが、今の状態を考えれば上出来だった。
XCC全日本選手権には立命館大学自転車競技部からも高本が参加。彼とマネージャーのサポートも東洋フレームで行って頂いた。彼は予選も決勝も、しっかり前を向いた走りができ、決勝では5位でゴール。順位よりも内容が良く、攻めたレースが出来ていてとても良かったと思う。去年の彼からしたら、この1年で大きく成長できているし、トラックやロードの経験やスピードもこのXCCで活きたとも思う。今後も彼と立命館大学自転車競技部をサポートしていくので、今後とも温かく見守って頂けたらと思います。宜しくお願い致します。
レース後の高本と
二日間を通して、たくさんの応援、どうもありがとうございました。