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NPO法人 保護ねこ ピリカ

11/14譲渡会報告

2021.11.15 14:30

前回は雨で寒くて来場者も少なかったため譲渡決定になった猫が1匹。

これはいかん。

パワーが落ちてると、晴れ男の次男と晴れ女の代表二人でいつもお参りに行く神社にパワー充填をしに行きました。


色々な事がありすぎて心身共に疲れていたのが浄化されたような、スッキリとした気持ちになりました。


さぁ、今年は11月の2回の譲渡会で終わりよ。

気合入れてやるよ~と、体育会系ののりでスタッフ一同担当ブースでそれぞれの力を発揮してくれました。


開始からたくさんの来場者があり、最初から最後まで譲渡説明をしていたという嬉しい悲鳴で、喉カラカラ。


譲渡決定が2匹。

トライアルが4匹決まりました。


年末年始を新しいお家で迎えることができるように、28日の譲渡会もフルパワーで頑張ります。


毎回ボランティア希望者さんが来られます。

ありがたい事です。

保護猫活動のボランティアと言っても色々ありますしピンと来ないかもしれません。

実際に見て聞いてもらうのが1番良いのですが、今たりないのが一時預かりスタッフとTNRの補助スタッフです。


一時預かりとは保護をした猫を譲渡会で新しい家族がきまりやすくするために、人馴れをさせて可愛がってあげるボランティアです。

譲渡できるまで見てもらいます。

物品や消耗品はピリカの方で準備をします。

預かりスタッフが増えれば保護をする猫も増えます。


TNRの補助スタッフとは野良猫が増えないように捕獲器で捕まえて避妊去勢手術をして、元いた場所にリリースする活動の中での病院に連れて行きお迎えしてリリースするボランティアです。


裾野市では個人で活動されている方はたくさんいると思いますが、市役所生活環境課や保健所と連携して活動している団体はありません。

保護ねこピリカは保護をした猫を譲渡するために譲渡会を開催して繋げる活動です。

保護施設はありません。

スタッフの個人宅で預かりながら譲渡会に、参加をして新しい家族を見つけるお手伝いをしています。


基本直接の保護依頼やTNRの依頼は受付ていませんが、生活環境課経由や病院経由できた案件でできる範囲で対応しています。

TNRの活動ができる人が増えないと現場で動ける人が限られてきて、その方の負担になります。

実際私も子猫を保護するときには母猫をTNRするので、金額交渉から捕獲、病院への調整、搬入、お迎え、リリース、助成金申請までを1人でやっています。


TNRには手術代がかかります。

今は全国的に野良猫を減らすためにTNR活動が盛んに行われています。

市町村によって助成金ややり方も違いますが、

「ボランティアだからただでやってくれるんでしょう?」

と言われたりしますが、

活動はボランティアですが病院代手術代は普通にかかります。

立て替えたりもできません。

なので助成金をうまく使って、手出しが少なくなるようにボランティアが助けに入ります。


餌をあげてたら増えてしまった。

近隣住民から苦情がきた。

とならないように、餌をあげるなら避妊去勢手術をしてから可愛がって下さい。

最初の1匹の手術が大事です。

増えてからではお金も労力もたくさんかかります。

野良猫は元は人間が捨てたのが始まりです。

猫は悪くありません。

猫も人も仲良く平和に暮らせるように、意識を変えていきましょう。

お困りの方は市役所生活環境課に相談してみてください。

解決策が必ずあるはずです。


みんな緊張して怖くて固まりますが、実際は可愛くて活発に動き回っています。

日々の様子はインスタグラムにも掲載していますのでみてくださいね〜