世代から世代へと引き継がれる病気の意味
富士山の麓、山梨県富士吉田市でヒーリングの活動をしている志村仁です。
今回は、数ヶ月前に家族で実家に帰った時、私が父と会話をしたときの事をお伝えしたいと思います。
私の父は上咽頭癌に約40年前になり、その際に放射線治療をしたとのこと。
放射線治療は、癌細胞を狙って行うのですが、同時に放射線をあてた部位の正常で元気な細胞をも痛めてしまいます。
私の父はその治療以降、鼻とその周囲の正常な細胞が侵され、何十年も鼻づまりや喉周辺の症状が続いていました。特に左側の鼻の奥が詰まっている感じがあるとのこと。
私の左鼻の奥も詰まっている感じがそれまで長期間ありました。
そして私の長女も軽い鼻づまりの症状がありました。
父親とその上咽頭癌の病気の際の治療のこと、その後の症状や人生での出来事について話をしていました。
話をしながら父の人生の出来事や状況、心と身体の関連性を感じ取っていたのですが、私の左鼻の症状が父親と同じ症状であることと、娘の鼻の症状との繋がりに氣付きました。
不思議なことですが、親の世代から私、そして娘の世代へ繋がっていて関連性があると認識し、人生の状況・心の面における氣付きを得たあと、私の左鼻の奥が詰まっている症状が消え、娘の鼻の症状も改善したのです。
実はこれもヒーリングのひとつと言えます。
人生における氣付きと共に「癒し」=ヒーリングがあります。
今現在も私の左鼻の奥には、この時まで出ていた症状はありません。
私は医療従事者ということもありますが、家系によって代々同じ病気をするという方に出会ったり、その様な情報を耳にすることが頻繁にあります。
○○癌だったり、鬱病だったり身体的・精神的な病が世代を超えて引き継がれるということが多々あります。
このような世代をまたいで引き継がれる病気には、氣付きのサインとして捉えることができます。自分の人生・命と深く向き合うことで、代々染みついてしまった癖や囚われ、根っこにある事柄に氣付くということです。
前の世代でクリアできなかった事柄、あるいは氣付くことが出来なかった場合には次の世代に引き継がれていくという構図があります。
度々ブログやYouTubeでもお伝えしていますが、人間は個々で存在しているのではなく、意識の世界・深い部分(潜在意識)では繋がっていて、特に家族ではその密接さは高いものがあります。
人生の様々な状況、あきらめてしまった事柄、やりたくても出来なかった様々な思いや、心のわだかまり、悔しさ、怒り、蓄積した不安などが影響しているため、その根っことなっている部分と向き合い、氣付きに繋げていくことがポイントです。
そして何よりも、一番良いのは好きなこと・やりたいことを目一杯やる人生に意識をシフトすることが良いです。
私自身・・・
何らかのサインが身体に現れた際に『氣付く』と症状が消えるということが日常的に起きているので、自分や家族、そしてヒーリングを依頼していただいたお客様と関わらせていただく際には、この視点からお伝えさせてもらっています。
肉体は心・魂と連動しているので、決して切り離して考えることはできず、常に三位一体であることの表われなのです!
肉体が発するサインは「魂からのメッセージとして受け取ること」ができますので、その視点を携えてみてはいかがでしょうか?