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PRの本質を理解する。仕事や私生活のコミュニケーションで活かされる、PRスキルの効果とは?~第6期広報・PRプランナー&PRライター養成講座第1回レポート~

2021.11.16 13:14

こんにちは、第6回広報・PRプランナー&PRライター養成講座受講生の、Konoha Shinadaです。都内IT企業で会社員として働いており、業務の幅を広げることを目的に本講座を受講しています。


この講座で学ぶPRは、信頼関係の構築の視点をもつセンスが鍛えられると感じています。そのため、私は、このスキルが公私問わずさまざまな場面で活かされると考えています。

第1回の講座では、PRについてゼロから学び、アウトプットの練習も行いました。今回の講座レポートでは、PRの基礎知識と、どのように仕事や私生活で活かされるのかをお伝えします。


PR=ファンづくり。PRは、周囲との良好な関係構築がポイント

PRとはPublic Relations(パブリックリレーションズ)の略で、講座内では「すべてのステークホルダー(お客さま、スタッフ、株主、世の中など)と良好な関係構築を育むことからビジネスを成長させること」と学びました。つまり、会社や製品、個人の「ファンづくり」からビジネスの成長を促すことがPRになります。


たとえば、商品販売におけるPRは、お客さまのニーズに沿った製品を、求めている人へ届けるきっかけづくりとも言えますが、売って終わりではなく「買ってよかった」と思っていただくことで長期的な良好な関係構築ができ、ビジネスの成長につながります。反対に、爆発的ヒットで広く認知をいただいても、評価が低い場合やお客さまの期待に沿わない製品であった場合は、PR目線での成功とは言い難いようです。


バズる(インターネット上やSNSなどで急激に注目を集める)こと=信頼関係の構築ではないと、改めて考えさせられる内容ですね。個人におけるPRでも同様に、嘘のない誠実な発言や第三者からのポジティブなコメントをもらうことは信頼につながりますし、結果的には、中・長期的な信頼関係の発展を促すと言えます。


PR・広告・プロモーションの違いは?本質を理解し、目的に合った手法を選択

以前、私はPR=プロモーションや広告と連想していましたが、実際はそれぞれ違う概念を持っているようです。講座では、言葉の定義は正解があるわけではないけれども、広告=Buy me、PR=Love me、またプロモーション=マーケティング戦略のひとつであると説明がありました。


枠を購入した人が自由に発信できる広告に対して、PRはマスメディアなどに取り上げてもらい第三者から情報発信するか、近年では企業が直接お客さまと相互コミュニケーションがをとることが必要になってきています。

第三者をつうじての発信の場合、発信のされ方は第三者次第であり、価値を感じてもらえる内容でなければ届けたい人に届きにくいという面があります。一方で、広まった際には客観性のある情報となりやすいため、信頼性のある発信手法とも言えます。


また、プロモーションは売るための仕組みを考えるマーケティングの一部と言われることが多く、売るだけでなく、その過程での信頼関係構築も重視するPRとは違いがあるようです。それぞれの言葉の定義を知ることは私のゴールではありませんが、適切な使い分けができるよう、本質や目的を理解する必要があると感じています。


相手目線で考えるPRは、日常生活でも活かされるコミュニケーションスキル

第1回講座では、PR的視点で重要なことのひとつとして、物事に優劣をつけることや、相手を見下すようなは表現を避けるということを学びました。ネガティブな表現なしに、自分たちの価値を上げられるような発言・発信ができるスキルという意味で、PRは公私問わず役立つ知識であると考えます。実際に、本講座の運営をサポートされている講座卒業生のみなさまは、「培ったスキルや実績が、本業から私生活まで幅広く活かされている」と発言していました。


たとえば、「メールやプレゼン作成の際に、相手目線かつ説得力があり簡潔な文章を意識したことで、相手のアクションを促すことができた」や、「職場の後輩にわかりやすく伝える力が身についた」と伺いました。ほかにも、「講座レポートの執筆がきっかけで仕事を任されるようになった」など、発信することから実際に信頼を得て、本業でPRのお仕事をはじめられた方もいます。


このように、PRスキルの取得により、戦略的なコミュニケーションを行うことが可能となります。相手目線に立ったコミュニケーションという意味でも、PRスキルというのは、さまざまな場面で活かすことができるスキルなのではないでしょうか。


第1回講座を通しての感想

私自身、PRは昨年から学んでいたトピックではあるのですが、10月からは講座を受講し本格的に勉強することができています。本講座では、PRについて深く学ぶことに加えて、アウトプットすることに重きを置いています。しっかりと自分の言葉で言語化しアウトプットすることでスキルは身に付くと、私は思います。


今回の記事についても、PR初心者の私が今現在何を勉強しており、どのように活かしていくか、読者のみなさまに見ていただくことは、まさにPRにつながると考えています。自身のスキルアップに加えて、読者のみなさまにも有益な情報をお届けできるよう、講座受講中は失敗を恐れず積極的にアウトプットしていきます。


(執筆:PRライター Konoha Shinada)