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FORESTER|シンメトリカルAWD 本格派ミディアムSUV

2021.11.17 02:40

今年8月にビッグマイナーで今後の相場変動に期待

 H9年に初代モデルがデビューしたスバル・フォレスター。現行型となる5代目は力強いスタイリングや、新開発のSGP(スバルグローバルプラットフォーム)を採用しH30年より登場した。トランスミッションは全グレードが自動無段変速機のみとなり、6MT車は廃止。マニュアルモードは6速から7速に進化している。

 安全性能に優れており、スバル初となる乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム (一部グレードはメーカーOP設定)」を採用。ドライバーモニタリングシステムは、「ドライバーの痒いところに手が届くようなおもてなし」を提供し、ドライバーの顔を認識し登録することで、5人までのシートポジションや空調選定、ドアミラー位置などを自動再現する。また、ベテランドライバーでも犯しがちな一瞬のヒューマンエラーを防止するため脇見警報や、居眠り警報などを行う安全装置でもある。

 半導体不足による新車納期の遅延に伴い、中古車ニーズがやや活発になっている中、SUVのジャンルで安定的な人気を維持し続けているフォレスター。今年8月にビッグマイナーチェ ンジが施され、現行モデルの相場変動は今後大きく変化していくと予測できる。加えて、アイサイトが初搭載された4代目あたりはすでに値落ち傾向が大きく、幅広く探すのがオススメ かもしれない。


▼スバル フォレスター スポーツSPECIFICATION

全長×全幅×全高:4625×1815×1715㎜

車両重量:1570㎏

ホイールベース:2670㎜

エンジン種類:水平対向4気筒DOHC16バルブターボ

総排気量:1795㏄

最高出力:177ps(130kW)/5200~5600rpm

最大トルク:30.6kgf・m(300N・m)/1600~3600rpm

JC08モード燃費:16.5km/L

サスペンション前:ストラット式独立懸架

サスペンション後:ダブルウィッシュボーン式独立懸架

ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク

ブレーキ後:ベンチレーテッドディスク

タイヤサイズ:225/55R18

乗車定員:5名


▼スバル フォレスター(現行モデル)

相場価格

H30~R2年

249.9~328万円

(Mj-net調べ 2021年11月9日現在)

現行のタマ数はやや少なめだが増えてくる傾向にある。あまり狙いすぎると、中古車ニーズが活発な今、お目当ての車両が即売約になる危険性も。「欲しい時が買い時」の気持ちが大事かも。


▼スバル フォレスター 変遷

H30年6月  5代目フォレスターがデビュー

       2.5L車は「Touring」、「Premium」、「X-BREAK」ドライバーモニタリング 

       システム搭載モデルとして「Advance」の全4グレードで展開

H30年10月  グッドデザイン賞を受賞

R1年11月    特別仕様車「X-Edition」が発表

R2年10月    新開発の1.8L直噴ターボDITエンジンを搭載した「SPORT」を新設定

R3年8月    エクステリアデザインを刷新するなどマイナーチェンジ


▼INTERIOR

シックかつ質実剛健さ際立つスバルらしい硬派さ

モノトーンでシックにまとめながらも質実剛健なクオリティを保つインテリア。スバルらしい硬派なデザイン。


▼INTERIOR

全グレードにリニアトロニックX-MODEも改良

トランスミッションは、全グレードに自動無段変速機の「リニアトロニック」を採用する。

「X-MODE」も改良を施している。


▼UTILITY

容量豊富なラゲッジは使い勝手も抜群

十分な容量を確保しているラゲッジ。アウトドアなど積荷の多いレジャーにも十分な力を発揮する。


▼RUNNING

オールラウンドな走りを実現するシンメトリカルAWD

走りの良さに定評があり、スバルならではのシンメトリカルAWDで走るシーンを選ばない。トルクフルで力強さも文句がない。


▼EXTERIOR

武骨な雰囲気漂う“大人のSUV”たる佇まい

クロスオーバーSUVとして初代から、モデルチェンジを繰り返すたびに本格SUVのテイストが強くなり、この現行モデルではより力強いフォルムとなった。スバルらしく派手さを抑えながらも武骨な雰囲気を演出。大人のSUVたる佇まいを醸し出している。