女子大学でのキャリア科目の授業に4ヶ月の赤ちゃん参加?
こんにちは。M'sキャリアガーデンの中藤です。
M’sキャリアガーデンの活動以外にも、非常勤講師として女子大学で進路を考える授業を担当しているのですが、その様子をご紹介させていただきます。
今日は特別授業として、9月の三鷹市民NPOフォーラムのイベントにご参加いただいた松井真由美さんをゲストティーチャーとしてお招きし、講演をいただきました。イベントご参加いただいた際に、松井さんの仕事内容やキャリアについてお聞きし、これは女子学生たちにとって、視野の広がるお話になるかなと思い、即依頼をし、快諾いただきました。
松井さんは0歳、3歳の二児の母で育休中。旦那さんが有給取って、お子さんと一緒に大学に来てくれ、授業と授業の間にお母さんは授乳。3年生の少人数のクラスでは、授業前に学生たちは赤ちゃんを抱っこさせてもらい、「子ども好きなんです!癒される〜」と和やかな雰囲気。こんな夫婦の連携、育児のあり方を見れ、女子学生たちも制限を持たずに働き方を考えることができたのではないかと思います。
松井さんはアイ・シー・ネット株式会社という途上国・新興国の開発を専門とするコンサルティング会社に勤務し、ジェンダー分野とビジネス分野のJICA技術協力、省庁事業に携わる開発コンサルタントでいらっしゃいます。グアテマラのお母さんと子どもの栄養改善事業、そして松井さん自身のキャリアについてお話いただきました。
学生からは、「まだ将来やりたいことや夢などが見つかっておらず、周りに取り残されているような気がして少し焦りを感じていたが、松井さんの「私も大学一年生の頃将来の夢がなかった。ただ自分の好きなことはあった」という言葉に救われた気持ちになりました。自分と向き合いこれから先の時間で好きなことや興味を突き詰めていき、将来のビジョンにつなげていこうと思いました」「女性は特に早めのスキル取得が望ましいと伺い、私もいついかなるライフイベントが訪れても後悔のないよう今から力をつけておきたいと思いました。お仕事のお話では自分の視野の狭さを突きつけられ、まだまだ頑張ろうとやる気が湧きました」などといった声がありました。学生には可能性を狭めず、視野を広く持ち、自分の道を切り拓いってもらいたいです。
松井さんのこれまでの経歴が書かれた記事がありますので、よろしければご覧ください。
https://partner.jica.go.jp/CareerPictureBookDetailView?intid=INT-0069
今後も学生をはじめ、女性が多様なキャリアに触れ、選択肢を広げていける場づくりをしていきたいと思います!