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カリソンというお菓子の話

2021.11.17 09:35
今月の「学んで味わう」レッスン、

テーマは「プロヴァンス地方」でした😊


おまけのお菓子として

お出ししたのがこの

「カリソン(calisson)」…

エクサンプロヴァンスという

南仏の街の銘菓です。


特産のフリュイコンフィと

アーモンドプードルを合わせたものに

グラス(お砂糖の衣)を纏わせ、

木の葉のような型で

抜いてあります。

ほんのりとオレンジの花の水の

香りが広がり、

しっとり・ほわっとした食感に

思わずほっこり…


カリソンという名の由来については

いくつかの説があります。


①王妃ジャンヌの心をほぐしたお菓子説。

ルネ王との婚礼の席で

出されたこのお菓子を

ジャンヌが口にした途端、

その美味しさに

思わず微笑んだとか。

それを見て

「あのお菓子の名は?」

「Di calin soun」(=カリンです)…

とのやり取りから転じて

カリソンと呼ばれるようになった。


②ペスト収束関連説

1630年に町を襲ったペストが

収束したのを感謝するミサの折、

大司教によって

このお菓子がホスチアの代わりに

聖杯(calice)に盛られて

捧げられた。

その時の大司教の呼びかけに

従者がプロヴァンス語の

「もちろんです」にあたる

「venes toui i calissoum」と

答えたことから転じて、

カリソンとなった。


③道具の名前説

菓子職人が焼いたお菓子を

載せるための

葦で作られたスノコを

canissounと呼び、

カリソンを乾燥させる時にも

用いていたから。


有名なものは①ですが、

なんとなく②③の方が

リアリティがある気もします😊

食べながら想像するのも

また楽しい時間ですね♫

このお菓子、

パリのデパートなどでも

買えますが、

今回は手元にあった

メロンのコンフィを使って

作ってみました。

手作りの出来立ての

しっとり感は格別でしたよ♫