茶缶・茶筒を愛でる
5月。新茶時期には茶葉だけでなく売り上げを伸ばすものがあります。
「茶缶・茶筒」です。
茶葉を湿気などから守るための密封容器としての役目をもつ茶缶。
あくまで茶缶。ずーっと茶缶。
これが不思議なほど機能面で進化しません。
「この新機能がうんたらかんたら」
「真空容器がどうのこうの」
「二層の茶筒が〇〇を」
家電製品みたいな茶缶がでてもいいと思うんですけどね。
誰も求めていないのかしら。
そんなわけで機能面での進化はおざなり(?)の業界ですが、 デザイン面は非常にステキな進化を遂げております。
銅板を特殊加工した彫刻缶はズッシリとした重み、きらびやかな見た目で楽しませてくれますし (ただし高価)
あたたかな印象を与える和紙缶は思わず手に取りたくなります。
春夏秋冬をイメージした「富士の四季」は人気商品。
安価な茶缶でも触り心地は十分。手に馴染んで持ちやすい。
うまく加工してあるので見た目もよいですね。
富士市・富士山を舞台にした竹取物語「かぐや姫の里缶」はお土産屋さんで根強い人気を持ちます。
実は「竹・茶畑」「富士山」「かぐや姫」のそれぞれに別の色をいれてある手間がかかった茶缶です。
ご当地にきました感が強いですね。
そしてくぼた園の缶といえば忘れちゃいけない「富士ちゃん缶」
くぼた園マスコット。
うれしい。かわいい。大好き。
なんでまた茶缶の記事を書いたかというと、
新茶を買いにきてださったお客様が
「この茶缶もステキねー。これでもらったら嬉しいなー。」
と、楽し気に茶缶を選んでいたのが印象的だったからです。
贈答品につかったり、お友達にあげたり、もちろん自分用にもということでたくさん購入されていました。
茶缶ってお茶屋としては脇役の印象がありますが、
こんな茶缶がうちにあったらいいなぁ。
と感じてくれる人からすれば主役の一人でもあるのかなと感じました。
使うことになれば毎日見るわけですからね。
お客様からそのことを教わりました。そんな話。
くぼた園ウェブショップでは茶缶の販売もしております。
店頭ではさらに多くの商品も販売しております。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/fujikubotaen/c3e3b4cc.html