〜 性別での肌質の違い 〜
先日の花粉症の 男女比についての続編記事です♫
持論ですが、原因の1要素として体質や性別、
そして習慣の違いによって様々な 良いところ・悪いところが 出てくるのだと考えます。
以前述べた、バリア機能で重要な皮脂で考えると
男性に比べて皮脂量は女性の方が少なく 乾燥しやすい性別であります。
乾燥の大きな原因は、皮脂量の分泌。
皮脂腺の活動は男女ともに、男性ホルモンによって促進され、
そして女性ホルモンによって抑制されているらしい。
男性ホルモンの分泌は、女性の場合20歳を過ぎたあたりから、
男性は50歳を境に減り始め、徐々に肌は乾燥しやすくなるそう。
年齢を重ねていくと、男性よりも女性の方が 肌が乾燥に向かうスピードは速く、
乾燥が原因のしわ、 くすみも等も女性のほうが出来やすい…。
もともと男性には当然男性ホルモンが多いから、
皮脂量は女性の2倍あり、この男性ホルモンの分泌量の違いで、
女性は乾燥肌に傾きやすく、男性は脂性肌が多いのだそうです。
また肌の乾燥には肌の水分量がもちろん関係してるんやけど 水分量比も
女性は55%、男性は60% と 女性の方が水分量も少なく、乾燥しやすい。
高齢になるにつれて、男女の特性が 逆転していく傾向にもあるようですが、
この女性の乾燥というものを、さらに加速させていくのが
様々な過度の洗浄ではないかと考えます。
・皿洗い(手袋なしで洗われる方が多い)
・化粧のクレンジング、 ・洗浄力の強いシャンプーなどで毎日洗う
・UVクリームなどの多用で洗浄する機会が増える…etc
結果、もともと少ない貴重な皮脂にもかかわらず、
バリア機能が弱くなり、花粉症に限らず、 様々な皮膚疾患なども増えやすくなる。
まだまだ様々な要因がありますが 私の持論も含めて述べさせて頂きました。
清潔意識の洗浄も、 やりすぎると体への影響が出てくると
逆効果なので程々にがオススメです。
保湿がキーワードですが、 なるべく石油系や人工学的なものに頼らず、
先人の知恵を生かした自然の方法で ” 体の力 ” を 生かしてケアしていけば、
現在、表面化している様々な疾患も少しずつ減り、
改善できるのではと考えています。