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MIDORI PIANO STUDIO

雑感。

2021.11.17 13:03

写真は、一駅お隣の学園前駅から見える位置に掲げられている、帝塚山の垂れ幕です。そして、この弦楽部は私の所属していたクラブです。

ちょうど、先日の発表会で私と一緒にピアノトリオを演奏して頂いたお仲間は、この弦楽部で現役生だったときに初めて一緒に演奏し、その繋がりが、今日まで続いているというわけです。

音楽のつながりがこうして何十年も続いているというのは、我ながらすごいことだと奇跡のような気もしていますし、そうなるには今までにいろんな偶然が重なり合っていることと、そして何よりも純粋に音楽が好きで、続けているからこそだと思っています。

そしてもう一つ、この写真のこの垂れ幕に弦楽部の名前が出るのは、もう私の現役世代のことを思うと本当に名誉なことで、この数十年の間にすごい進歩を遂げているのです。今や学校内ではマンモスクラブ。しかし私の頃は、在学生ですら弦楽部の名前を知らないような、影の薄いクラブでありました。しかしはっきりとした転換期はありまして、それは、現役生時代は憧れであった演奏会を、開催するようになったことだと思います。たまたまですが、ちょうど私がこの学校で教師になった年と同じ年です。その演奏会も、もう20回に達するということですが、たくさんの人に演奏を聴いてもらえるようになり、目標ができ、刺激を受け、憧れる人も増え、という相乗効果で本当に変貌を遂げたのだと思います。


ただ自分の満足だけで演奏しているのとは違って、そういうことによって自分も周りも変わる、と、身を持って感じていて、だからそれは、言うまでもなくピアノにも当てはまり、そして先日の発表会を終えたあと、通常レッスンに戻り生徒さんと接していると、それぞれ変化の仕方は様々ですが、確かに何らかの刺激を受けてくれているのだと感じています。

そう思うと、やはりピアノ発表会の存在は大事。そしてちょっとしたことが励みになったり上達につながると思うので、小さなことでも見過ごさずにこれからも歩んでいけたらいいなあと思います。

ところで客観的に見ると生徒さんの変化、確かに感じるのだけど、本人たちは気づいているのかなあ?意外と気づいてないかも。伝えてあげないといけないですね。

って、最後に↑急に気になってしまったけど、このオチでいいのか…🤣

(発表会リハーサル風景)