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ながお麹cafeレッドクローバー

佐賀県七山村勉強会ツアー

2021.11.17 12:40

紅葉真っ盛りの佐賀七山村での食材勉強会に
スタッフと共に参加して参りました❣

最初は諸熊農園さん。

諸熊さんは主に数種類のミニトマト、お米を生産されています。

なんと、ハウスで数種類のトマトの食べ放題(^_-)-☆

ミニトマトなんか、そんなに食べれないでしょう?

いやいや、赤だけでも少なくとも2種類。

黄色に緑のトマトまであってカラフルです。

農家は後継者がいなくて本当に問題です。

=(イコール)日本の食糧難の問題に直結ですからね。

農薬や化学肥料など使わずに大変な努力をして栽培しても

天候により大打撃を受けると、一気に全滅もありえます。

なんとか生産者の方のお役に立ちたいですね・・・。


ところで皆さんは緑のトマトの食べごろの見分け方わかりますか?

真ん中の緑のトマトのようにマスカット色の透明感があるトマトは熟して甘い。

右の大きいものはまだ熟度が浅いのでガリガリして全く甘くありません。難しいですね。

さて、つぎは、当カフェでも大変人気の吉原農園さんのいちごハウス。

室温を暖房に頼らず、地熱や堆肥の発酵熱で温度をあげ、
蜂を解き放ち、受粉されています。

サボる蜂もいるそうですよ。人間と同じですね。

こんなに、いろいろな工夫をして頑張っているのに
巣箱ごと盗んでい行くひどいやからがいるそうです😡

人の努力を踏みにじるなんでひどい話です。

今回は頒布会の酵素ドリンク『キウイ』も吉原農園さんにお願いしました。
輸入物が多いキウイですが、貴重な国産、完全無農薬のキウイをお届けします。
実は酵素ドリンクを作ってできるキウイジャムは1番人気。もうしばらくお待ちくださいね。

ホルモン剤を一切使わないキウイは皮が固く一回り小さめ。
でも、酵素のパワーは凄いはず!

ホルモン剤をつかうと皮が柔らかくなるそうですよ。

硬いまま収穫して追熟します。

このままでは、カラスもつつかないし、イノシシも食べないんだとか。

だから生産しやすいのだそうです。

次は柑橘類が主な生産物の中村農園さん。

みかん狩りをさせていただきました。

樹の種類により味がちがいます。

最低限の農薬散布で生産されています。

12月はこちらの子。そして1月はみかんで酵素ドリンクを作ります。

生産者さんの努力の賜物をいただきます。

楽しみにお待ちくださいね。

次のOKファームでは、またトマトを。

こちらはお若い岡村さんが生産されてます。

岡村さんの師匠は最初に伺った諸熊さん。

桃太郎より小ぶりの贅沢トマトをいただきました。安価な化学肥料をやめ、
高いけれど、安全な肥料の力で育てられないかと、
試行錯誤9年。大変な努力の上に今のトマトづくりに成功しました。

本当にありがたい気持ちになります!

皮が厚め。力強さをビシビシ感じるトマトです。

最後の訪問地は唯(ゆい)ちゃん農園。

ところが!大変!病気で全滅しかかっています。

ハサミでうつる病気にかかってしまい、気がついた時は時遅し。次々枯れていきます😢


丹精込めて作った茄子🍆やピーマン🫑


見た目食べれそうですが、皮が固かったりして、出荷できないそうです。

失敗を目の当たりにすると、絶句します。

こちらでは天敵農法と言って農薬をなるべく使わない代わりに
野菜に病気をもたらすような葉ダニを食べるスワロフスキーダニという
爆弾みたいな名前のダニを1瓶15,000円で購入し投下したり、
アブラムシを捕食する1匹80円もする時給のお高いテントウムシを放して
害虫退治をしたり、
虫の忌避効果のあるマリゴールドの花や、

バジルやセージのハーブ類を間隔を空けて植えています。

これらもすべて、自然の力を活用した農法なのです。

そんな産業があるなんて初めて知りました。

こちらの農園さんの最盛期は夏。

忙しいけど来てください。

綺麗な畑ですよと言ってもらいました。

もし、その時期に行くときは収穫のお手伝いもできればいいですね!

私たちはこのように努力してくださる生産者の方々のお役に立ちたい。

来年は草取りに行くとお約束して、プレゼントのレタスをいただき、

鳴神温泉「ななの湯」へ移動しました。


佐賀に来たからにはと、佐賀牛のコースに舌鼓を打ちました。

まんぷくになった後は、いよいよ温泉に浸かって研修は終了!

今回の勉強会で、生産者の方々の長年にわたる努力を知ることができたような気がします。

このように、安全でエネルギーに溢れる食材を皆様に提供していきたいと心に誓ったオーナーでした。