シルヴェスタの話
・約10歳、年が離れた弟、ハインリヒの兄。
・ドイツ東部の生まれ。
・弟が唯一の家族であったため、彼のことを溺愛している。
・機械に興味を持ち、技師になる。
・戦争に巻き込まれ、右腕と両足を失くす。
・このとき、爆弾が直撃し身体のほとんどが吹っ飛んだハインツにショックを受け、トラウマに。そしてここから狂い始める。(眼の色 碧⇨緑)
・『ハインツには自分しか居ない、自分が居ないと何も出来ない、壊れてしまう、自分が必要だ』
・ハインツの体を掻き集め、無事だった脳を核としてハインツの身体を作り直す。莫大な金と知識と技術が必要であった為、身体を完成させるまで500年以上もかかった。ハインツが戻って来てくれるなら、どんなことでもやった。
・ハインツを作るために、3番街の外に出た。管理人として目覚めたが、そんなことより弟を元に戻したかったジルは委員会に入ろうとしなかった。リオネルとエリーアスがどれだけしつこく追ってきても、ずっと逃げていた。が、リオの「委員会に入ったら弟を元に戻すのに協力する」という提案で、あっさり所属した。
・ハインツの身体は二回作られている。つまり彼は二つの身体を持っていることになる。
一つは事件時の頃の身体(少年姿)、もう一つは今の成人の身体。
始めは自分が知っている姿を作ったのだが、弟がもうずっと成長しないことに気づき、ジルの理想の成長したハインツの姿を作り上げたのだ。
ハインツの今の身体は、ジルの妄想の産物である。
・無機物と弟以外愛せない。人間の心は無く、情は無い。ヒトから見れば、残酷な面が目立つ。
・性の違いに関心が全く無い。(無機物以外興味は無い)
・ジルにとってハインツは生涯の《最高傑作》。日々改良を重ねており、3日に1回はメンテナンスをする。
・どちらかといえば懐古主義で、システムやプログラム、パーツや工具、機材などもなるべく古い方式を好む。
・同業者であるソフィーにメンテナンスなどを手伝ってもらっている。
・管理人の中では非戦闘員で支援部員。管理人たちの武器や防具を作っている。
・ハインツには嫌われている。執拗に性的行為を迫ったり、愛が鬱陶しいかららしい。
・なぜ嫌われてるのかわかっていない。