新プログラム『至福の睡眠ヨガ』は「無呼吸症候群」や「いびき」に効果期待
【美容報道】 令和三年十二月一日より科学的な枕等を販売するブレインスリープ(代取:道端孝助)は、報道現在で全国に四百四十店舗以上のホットヨガ スタジオを展開するLAVAインターナショナル(代取:鷲見貴彦)のZoom「うちヨガ+」にて新プログラム『至福の睡眠ヨガ』を提供開始する。
十一月十七日に両社共同の新プログラムの睡眠改善に関する効果検証を公表。被験者は、二十代から五十代の男女十三人。新プログラムがが「黄金の九十分」における深い睡眠の時間を増加させる等と睡眠の質向上に寄与する事を確認した。
新プログラムでは、ヨガのポーズや呼吸を通し、脳とカラダが眠る為に理想的な状態へと導く。「スムースな入眠」と「深い眠り」の二つのポイントを意識してプログラムを構成した。前者では、脳を覚醒させる動きを極力排除。リラックスさせる為の「副交感神経を優位にする」呼吸法や「モノトナス(単調な状態)」を意識したポーズ等を採用した。
後者では、寝ている間の呼吸を整える事がとても重要と捉え、「寝ている間の姿勢づくり」や「気道の確保」、「舌の位置を整える動き」等と新プログラムならではのポーズを多数採用。これは単に呼吸が深まり、睡眠し易いだけではなく、睡眠時無呼吸症候群(SAS)やいびきによる脳覚醒を防ぐ効果も期待できる。
<「至福の睡眠ヨガ」の効果>
本検証では、被験者の睡眠状態を評価する為に客観的指標として「脳波・活動量の測定」、主観的指標として「VAS(Visual Analogue Scale)評価」を実施した。
検証の結果、種類を問わずヨガ自体が「睡眠潜時(就床から入眠までに要した時間)」や「中途覚醒時間・回数(睡眠時間の内、覚醒していた時間・回数)」、「睡眠効率(就床時間に対する睡眠時間の割合)」等の睡眠指標の改善に寄与した。
新プログラムと普通のヨガ(LAVAが提供する「ヨガベーシック」)と比べ、より睡眠の質の改善に寄与する可能性も示唆。本検証の特筆すべき点は、睡眠に悩みを抱える者の睡眠「第一周期」における深い睡眠(ノンレム睡眠ステージ3)の時間が、運動をしていない場合と比べ、新プログラムの方で有意に増加した点。
普通ヨガの場合は有意差が未確認。
また、客観的な睡眠データに加えて被験者の主観的評価においても、新プログラムは普通ヨガと比べて「熟睡感」「目覚めのすっきり感」に関する質問についても、高い点数を示した。
以下は、新プログラム開発のアドバイザを務めた呼吸コンサルタント・大貫崇のコメント。
今回のプロジェクトで私が最も重要視したのが「息を吐き切ること」です。
息を吐く事で、睡眠時に最適な副交感神経優位の状態にもっていくだけではなく、横隔膜がリラックスできる状態になる事で、睡眠中に横隔膜が呼吸に集中できる様にしていきました。
その結果、カラダ全体が緊張しなくても良い状態を作り出す事ができました。「黄金の九十分」の質が高まる等、参加者も主観的に効果を実感できるプログラムとなり、大変嬉しく思っております
画像:㈱LAVA International、㈱ブレインスリープ