Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

ファイトケミカルって何?〜お茶のカテキンもポリフェノールなんだゾ〜

2017.05.12 12:00

聞きなれない方もいらっしゃると思いますので、

まず、ファイトケミカルの説明をさらっとしていきます。

一言で言うと、植物が作り出した自衛物質です。


植物が紫外線や感染症から自分を守るために作った免疫みたいなものですね!

種類が結構あるんですが、代表的なものが、、、

・ポリフェノール

・カロチノイド

・硫黄化合物

・ビタミン


このあたり。


全部扱うとだいぶ長くなりそうなので、

今日はご存知「ポリフェノール」に絞ってお話ししていきたいと思います^^


ファイトケミカルについて超ざっくり説明すると。

ファイトケミカルは「活性酸素」とファイトしてくれるんですね。


体に溜まると良くない活性酸素を無毒化するのがファイトケミカルなんですが、

活性酸素には段階があって、


ミトコンドリアがエネルギーを作る際に発生すると

「スーパーオキシド」が発生してしまいます。

これはエネルギーを作り出すのに必要な活動なので仕方がないことみたいです。


通常、

スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)がスーパーオキシドを分解して過酸化水素(H2O2)になります。

過酸化水素はカタラーゼが分解して無毒化!!


よくわかりづらいですが

これを撃退することが出来ないと、、、

過酸化水素が進化して「ヒドロキシラジカル」と言うラスボスになります。


残念ながら、

ヒドロキシラジカルになるともう無毒化は不可能です。


これがなぜおこるかと、

ファイトケミカル不足なんですね!!


今日は、ファイトケミカルの1つ「ポリフェノール」についてお話していきたいと思います!


ポリフェノールといったらワインのイメージを持たれている方も多いかと思いますが、

ワインは週1くらいが適当だと言われております。

さすがに、ワインを毎日飲む人ってなかなかいないと思います。


そこで、来ました!

お茶ですね( ´ ▽ ` )ノ!!


緑茶に含まれているカテキンもポリフェノールなんですよ(╹◡╹)

もちろん、抗ウイルス、抗アレルギー効果もありまっせ!


また、緑茶に含まれている没食子酸エピガロカテキン(EGCg)は

唯一長寿遺伝子に効果があるんじゃないかと言われてる「レスベラートロール」ってのより抗酸化作用が強力で、

最強のアンチエイジング食材説もあるみたい🤔


【ポリフェノールが豊富な食材】

ブルーベリーやブドウの【アントシアニン】もポリフェノールです!

皮に多く含まれているので、皮ごと食べましょう!

アントシアニンは色素物質なので、冷凍から解凍して色がにじみ出てしまったものは勿体無いっす。

アントシアニンは動脈硬化とガン予防にも効果ありです!


また、ベリー系に含まれる【フィセチン】は記憶力アップにも効果があります。


ナスの皮に入ってるポリフェノールは【ナスニン】と言われ、

抗ガン、抗コレステロール、脂肪減少作用もあるみたい。


玉ねぎ、ブロッコリーの【ケルセチン】

玉ねぎは皮に栄養があるのでベジブロススープにするのもいいかもです。


しそ、セロリ、春菊の【ルテオリン】

脳の炎症を抑える、抗アレルギーにも効果ありです。


最後にみなさんご存知、大豆イソフラボン!これもポリフェノールです。

意外なことに、イソフラボンは大豆より、もやしの方が多く含まれております!!

イソフラボンは、女性ホルモンと近い物質なので、

抗ガン、更年期障害にも効果があります^^

あと、もやしに含まれる【サポニン】には肝機能をアップさせる効果があるので、

二日酔いにも効果があります!


サポニンはお茶にも含まれていますね(*´-`)

サポニンはギリシャ語で泡立つという意味で、石鹸(シャボン)と同じ語源です。

抹茶を点てた時の泡もサポニンが関係しているようです。


栄養素を吸収する能力も個人差があるのですが、食べないより全然マシ!!

昨日のブログにも書いた「トランス脂肪酸」を取るよりかは全然マシ!!


バランスよく摂取するのが一番好ましいので

上記の野菜を毎日の食事にちょっとずつ入れていきましょう^^


本日の参考文献


今日は、超ざっくりだったので、

次回以降、テーマ毎に分けてじっくりお話していきたいと思います。