髪を切れるということ。
こんにちは。
京都の美容師、瀬戸亮平です。
今このブログを書いている場所は
お店でも、自宅でも、オシャレなカフェでもありません。
病室です。
私事ですが、昨年12月末に交通事故に遭ってしまいまして、そこから1度の退院ののち
再び入院し、リハビリに励んでおります。
怪我なので治る見込みはあるので、この話は一旦置いといて
こういうときに美容師という仕事の素晴らしさを感じます。
普段の生活では当たり前だった髪を切ってもらうということ。
僕は入院してから約3ヶ月、これ以上ないくらいに髪が伸びっぱなしになってしまいました。
アングルでごまかしていますが、
カラーのリタッチも伸びっぱなし。
日に日に、身だしなみは崩れていき、清潔感という言葉からかけ離れていきました。
そこに先輩からの優しいお誘い。
「ハサミ持っていくから病院でカットしていいか聞いてみて!」
以前勤めていた会社でお世話になっていた先輩がわざわざ忙しい合間を縫って病院でカットして下さいました!
(許可して下さった病院と看護師さんにも感謝)
アシスタントではなく、
看護師さんに見守ってもらいながらのカット。
とてもサロンの環境とは程遠く、本来の仕事がしにくかったと思います。
ですがとても気分転換になりました!
「髪切った?」
ってたくさんの看護師さんが突っ込んでくれますし、伸び放題でシルエットもへったくれもないヘアスタイルに清潔感とメリハリが出て、
気分も上がったりです!!
決して普段のサロンワークでは得難い
貴重な体験をさせて頂きました!
髪を切ると変わるもの。
ヘアスタイルだけではない、プラスアルファを常に僕も提供し続けられる美容師であれるよう心がけていきます。
病室でもどこでもカットに行きますので
僕でよければどこにでも呼んで下さい!
(退院してからになりますご容赦を)
最後に、カットして下さった
mokume山口オーナーありがとうございます!
ryohei