仁木弾正。
こんばんは。
来月歌舞伎座のチラシが更新になり、
夜の部「一本刀土俵入」に右近ちゃんが出演することがわかりました。
猿之助さん演じる’お蔦’の子供役。
後半に登場します。
猿之助さんとまた母子役です!
猿くんかな。。と思っていましたが、かなり成長しましたので、
お話的には右近ちゃんなのかもしれません。
世話物の女の子は初めて?。。とっても楽しみにしています。
そして、今日は氷艶のチケットが届きました。
スタンド席の後ろの方です。
さっぱり位置が想像できません(笑)
初のスケートリンクでの鑑賞なのでドキドキしてます。
やはり寒いのでしょうか。
宗之助さんのTwitterでは、
ほぼ毎日深夜からスケートのお稽古!
3日間のために皆様すごいです。
染五郎さんの悪の華。
仁木弾正はどんな妖気を放ってくれるのか。
ワクワクしています。
今月は歌舞伎座で海老蔵さんも仁木弾正役です。
このお役は’実悪’と言われ、大悪人の代表。
歌舞伎座で海老蔵さんがスッポンから登場した時の妖気がすごい。
「伽羅先代萩」の’床下’の場は、
妖術で鼠に化けた仁木弾正がスッポンに逃げると、
海老蔵さん本人が白い煙とともに上がってきます。
口には巻物をくわえ、目を閉じて。
その目を開ける瞬間のインパクトは呼吸が止まるほど。
一切のセリフはなく、そのまま花道を去っていきます。
前後、黒子が灯りが付いた蝋燭を差し金で持って付いていきます。
会場内は暗く、ほぼ蝋燭の灯りだけ。
三階からは、海老蔵さんが見えなくなると、
影が定式幕に伸びていくのが見えます。
揚げ幕に近づくほど、ゆらゆら大きくなっていきます。
その影が生きているようでいつも怖い。
以前、新橋演舞場で海老蔵さんを観た時もそうでした。
おもだか屋の「伊達の十役」にも仁木弾正が登場します。
海老蔵さん染五郎さんが演じた時を拝見しました。
弾正の引っ込みは宙乗りです。
長袴をなびかせて悠然と宙を歩くのです。
お二人はとても大きく見えました。
人で非ざる者感がすごかった。
猿之助さんはまだ伊達十を上演していません。
いつか歌舞伎座で観るのが夢です。
その時に’政岡’’仁木弾正’’細川勝元’’荒獅子男之助’、
今回登場する4役が一度に見ることができわけです。
どのお役も演じていないと思うので、
伊達十を上演してくだされば全部心ゆくまで堪能できます。
観たいな。。。
今月の歌舞伎座の仁木弾正、海老蔵さんも演出も素敵です。
楽しませていただきました。
目まぐるしく時が過ぎていきます。
もうすぐ大阪です。
aya。