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aya's lounge

仁木弾正。

2017.05.12 13:46

こんばんは。


来月歌舞伎座のチラシが更新になり、

夜の部「一本刀土俵入」に右近ちゃんが出演することがわかりました。


猿之助さん演じる’お蔦’の子供役。

後半に登場します。


猿之助さんとまた母子役です!

猿くんかな。。と思っていましたが、かなり成長しましたので、

お話的には右近ちゃんなのかもしれません。

世話物の女の子は初めて?。。とっても楽しみにしています。



そして、今日は氷艶のチケットが届きました。

スタンド席の後ろの方です。

さっぱり位置が想像できません(笑)

初のスケートリンクでの鑑賞なのでドキドキしてます。

やはり寒いのでしょうか。


宗之助さんのTwitterでは、

ほぼ毎日深夜からスケートのお稽古!

3日間のために皆様すごいです。


染五郎さんの悪の華。

仁木弾正はどんな妖気を放ってくれるのか。

ワクワクしています。


今月は歌舞伎座で海老蔵さんも仁木弾正役です。


このお役は’実悪’と言われ、大悪人の代表。

歌舞伎座で海老蔵さんがスッポンから登場した時の妖気がすごい。


「伽羅先代萩」の’床下’の場は、

妖術で鼠に化けた仁木弾正がスッポンに逃げると、

海老蔵さん本人が白い煙とともに上がってきます。


口には巻物をくわえ、目を閉じて。

その目を開ける瞬間のインパクトは呼吸が止まるほど。


一切のセリフはなく、そのまま花道を去っていきます。

前後、黒子が灯りが付いた蝋燭を差し金で持って付いていきます。


会場内は暗く、ほぼ蝋燭の灯りだけ。

三階からは、海老蔵さんが見えなくなると、

影が定式幕に伸びていくのが見えます。


揚げ幕に近づくほど、ゆらゆら大きくなっていきます。

その影が生きているようでいつも怖い。


以前、新橋演舞場で海老蔵さんを観た時もそうでした。


おもだか屋の「伊達の十役」にも仁木弾正が登場します。

海老蔵さん染五郎さんが演じた時を拝見しました。

弾正の引っ込みは宙乗りです。


長袴をなびかせて悠然と宙を歩くのです。

お二人はとても大きく見えました。

人で非ざる者感がすごかった。


猿之助さんはまだ伊達十を上演していません。

いつか歌舞伎座で観るのが夢です。

その時に’政岡’’仁木弾正’’細川勝元’’荒獅子男之助’、

今回登場する4役が一度に見ることができわけです。


どのお役も演じていないと思うので、

伊達十を上演してくだされば全部心ゆくまで堪能できます。


観たいな。。。


今月の歌舞伎座の仁木弾正、海老蔵さんも演出も素敵です。

楽しませていただきました。


目まぐるしく時が過ぎていきます。

もうすぐ大阪です。



aya。