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いつかのインド旅行雑記⑩

2021.11.18 08:39

インドで聴いた音楽


先々で耳にした音楽はけっこう印象に残っています。

ラダックでは、ドライバーさんが車内に音楽をかけ、

「ラダック・ミュージック」と紹介してくれました。

民謡的で伸びやかなメロディにシンプルな音数、

笛の音が印象的なフレーズをつくり、陽気でポップ。

見果てないラダックの風景を投影したみたいに、

ずっと聴いていられる音楽でした。


バラナシに入ると、街や車内で耳にする音楽は一変、

打ち込みとエフェクトを多用したEDMが人気のよう。

ポップだけど、どこか憂いがあるような重ためのメロディに音数が多め、

なんというか全体的にボリュームが大きい(笑)。

その音感は、ガンジス河沿いのガートのあたりで常に鳴る儀式的な、

祈りの音にも不思議と通じるものがあり、

体の芯まで響いてくるような「エモい」感覚がありました。


*YouTubeで聞いてみてください。

ラダック・ミュージック

バラナシの車内で流れていた曲

ニューデリーで最後の夜、

チェックアウトしたホテルで夕食をとらせてもらっていると、

フロントの男性が「そろそろ日本が恋しいだろう」と思ったのか

たぶんYouTubeかspotifyか何かで検索して、

オーディオからそっと日本の曲を流してくれました。

フレンチ・シックなしゃれたデザインホテルで

品良く盛られたインド料理を食べながら

聞こえてくるのは倉木麻衣とか花*花とかのベタベタJ-POP。

珍妙なシチュエーションがおかしくって楽しくて、

忘れられないディナーになりました。