12/11 魚座上弦の月
さて、射手座新月に続く魚座の上弦の月をどう読もうか…
決まった方法というのは確立されず、さっと読める時もあればとっかかりが見つからないこともあり、
ポイントを見つけるのって
毎回けっこう直感的な作業だったりします。
というよりも自分の表現として固めて発信するということが苦手なのかもしれない。
というのも5ハウスカスプ魚座、天体無し、のなせる技。
でも「ネイタルにとらわれない」ことを意識し出した最近のこと、今魚座に海王星があることを逆手にとって、こうと決めつけず、思ったことを書き綴ってみてもいいんじゃないかな?
と、ちょっと脱線しました。
例によって、緯度経度やソフトによりチャートが若干変わってくるんですが、今回は立ち戻って「サクッと」日本標準地点で読みます。
そうするとおもしろいことに、
このチャートには出てこないんですが、
ドラゴンヘッドとテイルがIC-MCに
ぴったり重なってしまうんです。
アセンダントは、射手座新月のMCだった水瓶座、
そしてIC/ドラゴンヘッドがASCだった双子座です。
チャートルーラーは土星あるいは天王星。
土星は12ハウス、天王星は3ハウスに。
3ハウスとは双子座的なハウスであり、
「12」という数も、数秘的に見たら「3」。
山羊座/水瓶座を共通して支配する土星と、
水瓶座にエネルギーを注ぐ天王星。
今年はこの、土星-天王星スクエアが長いこと効いています。
変革や変容と言われても、土星というのはなかなか変わるものではない。
それでこその「地の時代」の安定神話であり、それを土台に物質や経済的な発展を追い求め続けてきた私たち。
ここを変えるのってけっこうエネルギーが必要。
今は天王星が支配星とされているけど、元々は土星の管轄だった水瓶座。
この土星が水瓶座を抜け、冥王星が山羊座を抜けるまではまだまだ地の時代色が濃いめだろうな。
人間だってその変化についていくのがやっと。
よくよく見ればなかなか激しい星たちのアスペクトがバチバチしてる。
蠍座の旧支配星の火星と、水瓶座の木星もスクエア。木星は射手座の支配星だから、それに引っ張らられるように火星は早く射手座に向かいたくってウズウズしていそう。
天王星のある牡牛座支配星の
金星は山羊座で冥王星とコンジャンクション。
天王星がファイナルディスポジターになりつつ、
魚座で海王星とコンジャンクションする月も、
海王星に抱かれながら独立したポジションにいる。
外も内も混乱と変容の只中にある。
だからこそ、ちょっと一息入れたらいい、
上弦の月のサビアンシンボルは、
魚座20° 「夕食のために用意されたテーブル 」
すべては生きとし生けるものすべての
体験と喜びのため。