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冬の匂いを胸いっぱいに。

2021.11.21 15:00

Naoyaです。

マスクをしている生活が延々と続いてます。気づいたら、もうそろそろ2年が経とうとしているところ。外にいるときはとにかくマスク。それが当たり前、今時のスタンダードという感じです。マスクをしている時間が長いと、感覚のアンテナが鈍ってしまいそうになる気がしていて、ひとり自転車を漕いでいるときや、周りに誰もいない歩道を歩くときは、マスクをずらしてしまいます。

朝、窓を全開にすると冬の匂いがしています。マスクをずらしたときにも冬の匂い。今日は二十四節気の20番目、小雪(しょうせつ)です。北国や山間の地域ではそろそろ雪が降る頃、という意味。そして今日から射手座のシーズンが始まります。

僕は湿気や陽射しを肌で感じることや、匂いで嗅ぎ取ることで季節の移ろいをより感じます。目で見るよりも遥かに、微細な変化や空気感を感じることができるように思えます。特に冬の始まりの匂いは好きな匂いです。朝、外で深呼吸をすると、冬の匂いが自分の中にいっぱい満たされます。

暦や日々の天気予報によって、情報として季節を意識する人が多いかと思いますが、情報に縛られることなく、もっと自分の感覚を頼りにして季節を感じてみるといいかもしれません。コロナ禍という特殊な時期を過ごしているからこそ、自分の感覚を研ぎ澄ますトレーニングのようなことをあえて自分に課してみること。実際の自然のサイクルに目を向けて、意識してみてください。呼吸も深くしっかりと意識すること。誰のためのものでもない、自分のための呼吸を胸いっぱいしてください。

マスクに覆われた時間が多いことで、視野や世界がどんどん狭くなっている人もいるかと思います。厳重にマスク体制を貫くその一方で、まるですべてが収束したかのようなムードもあって、ショッピングモールの入り口に設置されたアルコール消毒に見向きもせず、そのまま入店する人もかなり多くなってきています。そんなチグハグな今の状況で、いかに自分の軸や本質をつかんで、バランスを回復させたりリカヴァーしながら、ニュートラルさを保てるかが大切です。もちろん、プロや見識者のサポートを借りるのもいいかと思います。見えない状況を嘆いていても仕方ありませんし、チグハグな状況に惑わされないようにしたいもの。できないことばかりに目を向けるのではなく、そのときできることにもっと目を向けて、それを実行してみましょう。

そろそろ年末モードに切り替わりつつある頃。状況はだいぶ落ち着きを見せてきましたが、まだ油断はできないと思います。日々を楽しみながらも、ほんの少しの緊張感を忘れずに過ごしたいところです。

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