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サルと屋久島~ヤクシマザルの暮らしから屋久島の森を見る【参加無料】

2021.11.11 15:20

【『オンラインアカデミー・屋久島大学』幕開けです!】

満を持して開催! 

屋久島そのものを「学長」に、

屋久島に学び、自然、地球、地域、文化を知る「オンラインアカデミー・屋久島大学」がスタートします。

屋久島を核として、そこに集う知の集合体である貴重な専門家の方々を講師として、

かつてない多様さで屋久島の魅力を縦横無尽にお伝えします!

※この事業は、観光庁「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」

の助成を受け、屋久島町とNPO法人屋久島エコフェスタとの、連携事業として行われます。

記念すべき第1弾のテーマは、屋久島に来た人なら誰もが知る「ヤクシマザル」。

研究の第一人者である京都大学霊長類研究所准教授・半谷吾郎さんにお話を伺います。

題して「サルと屋久島〜ヤクシマザルの暮らしから屋久島の森を見る」。

本州のサルより小さくてかわいい彼らは、屋久島の森とどう関わっているのか? 

驚きの生態をご紹介します!

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◇日時:11月12日(金)20時~21時

◇参加費:無料

◇参加方法:オンライン(Zoom)での開催です。

こちらのチケットを申込頂き、時間になりましたらマイページから

ご参加ください。

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【当日のお話し内容】

◇多様な自然環境を誇る屋久島と、そこにすむニホンザル

◇屋久島全域をカバーするニホンザルの分布調査

◇標高による、サルの生態の違いが明らかに!

※屋久島の風景のLIVE中継は行いません。

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【講師プロフィール】

半谷吾郎さん(京都大学 霊長類研究所准教授)

ヤクザル調査隊事務局長、

著書に『ニホンザルの自然社会 エコミュージアムとしての屋久島』

(共著、京都大学学術出版会)など。

屋久島には「ヤクザル調査隊」があります。

これは、屋久島のニホンザル分布の解明を目的として1989年に結成され、

プロの研究者を軸として、ボランティアで参加した学生が運営の中心となり、生態調査を行っています。

現在は屋久島西部の屋久杉の森で、ヤクザルの生態を継続的に調査。

隊長は好廣眞一龍谷大学名誉教授、

事務局長を半谷吾郎さんが勤めてられています

京都大学 プロフィールページ

https://www.pri.kyoto-u.ac.jp/shakai-seitai/ecolcons/hanya/index.html

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【プロフィール】

◇パーソナリティ◇

小原 比呂志(おばら ひろし)さん

~屋久島大学 発起人

北海道出身。1987年屋久島に移住。

日本のエコツアーガイドの草分けYNACの創立メンバー。

NHKドキュメンタリー「伝説の超巨大杉を追う」出演

著作に

「屋久島のコケガイド」(共著)

「屋久島オープンフィールドミュージアムガイドブック」(共著)

◇司会◇

えぐさゆうこ さん

公益財団法人日本民謡協会 民謡アンバサダー

元南海放送アナウンサー。

奄美島唄を奄美シマ唄の第一人者・朝崎郁恵に師事。

父の故郷・屋久島、奄美、トカラ列島、隠岐島など、日本各地の古謡を尋ね歩き、歌うボーカリスト。

国内外の舞台や映画で、歌唱や奄美三味線を担当。

11月、初のフルアルバム「麗しの島々」をリリース。

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【今月の、屋久島大学 プログラムご案内】

(すべて無料でご参加頂けます/オンライン開催~今後、続々と募集開始予定(peatixにて))

〇11月13日(20時~21時半)

屋久島大学 オープニング特別イベント

〇11月19日(金)20:00~21:00 

藤井久子さん・鵜沢美穂子さん「コケの聖地・屋久島 魅惑のモフモフの世界へようこそ!」 

〇11月23日(火)20:00~21:00 

新井文彦さん「キノコ・粘菌・隠花植物の知られざる世界(仮)」

〇11月26日(金)20:00~21:00 崎尾均さん

「屋久島のスギと佐渡のスギ 日本列島固有の古代樹の生き方(仮)」

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◇改めて、屋久島大学プロジェクトとは~

オンラインアカデミー屋久島大学は、

屋久島に関係した人・組織の持つ知識と知恵を集め、

ネットワークをつなげていくことから始まります。

そして屋久島をめぐる人々の、豊かなコミュニティを作り上げていきます。

屋久島には地球レベルの普遍性と同時に、どこにもない特殊性とがあります。

屋久島で生きていると分かることーー。

地球という星で、大気に包まれた大地の上で発達した生態系。

その中で生物はエネルギーを使い、それによって物質は循環します。人間が生きるのはそのはざま。

地球規模の生命の営み、屋久島ではそれが実感として分かるのです。

なぜ水は湧き出すのか、なぜ風は気持ちがいいのか、

なぜ植物は緑色をしているのか、なぜ魚は捕れるのか。

そうした自然の起こす減少の理由、

さらには生きること、そして死ぬことさえも実感をもって知ることができる。それが屋久島なのです。

例としてスギを見てみましょう。

屋久島のスギの天然林は他では見られない独特のものですが(これが特殊性)、

実は同じようなスギの天然林は、かつて国内にたくさんあり

木材として木造建築の文化を支えていました(これが普遍性)。

あまり知られていませんが、スギは世界で日本列島にしかない超貴重な固有種です(これも特殊性)

しかし実は、1億年前に全世界を覆った大森林の「生き残り」の一つでもあるのです(これは、特殊な普遍性)。

おわかりでしょうか。屋久島の杉から、地球規模の特殊性と普遍性を知ることができるのです。

他に類を見ない特殊性と、世界の生態地理の凡例ともいえる普遍性とを

矛盾なく持ち合わせている。

それが屋久島の類を見ない面白さの原因で、世界遺産の意義もまさにそこにあるのです。

また、西日本にはいわゆるヤマト文化と、基層に近い琉球文化とがあります。

屋久島と近隣の島々はこの二つの文化の重なるところなのです。

いろんな交流が起き、あるいは反対に奇妙な欠落があったりします。

屋久島だけを見ていると、当たり前なことが、九州や沖縄という比較対象と照らし合わせると、がぜん不思議な姿を見せ始めるのです。

この面白さを追い求めてみたくなりませんか?

学長は屋久島!

面白さの根源が、ここにあります。

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~ イベントご参加にあたりまして、下記をご確認ください ~

【催行中止の場合】

現地の悪天候等避けられないトラブルが起きた際は、

イベントの催行を中止させて頂く場合がございます。

なお、催行中止の連絡がない場合は予定通りの催行となります。

① 催行中止の判断

原則、イベント実施日の1日前の夕方に判断を行います。

②催行中止の際のご連絡

メールにてご連絡いたします。メールが届いていないか確認をお願いします。

【その他注意点】

・当体験は、インターネット上で主に映像を介してお楽しみ頂くものとなり、

インターネットの通信が必要となります。その際の通信費についてはお客様負担となります。

・イベントの進行を妨げたり、他の参加者に対して不適切な言動や行為を行う等、

主催者が不適当と判断した参加者については退室をお願いすることがあります。

・その他、特筆すべき注意点がある場合には、イベントの内容欄に記載をいたしますのでご確認下さい。

・Zoomの使用に関しては、参加者の皆様で、事前に利用環境の確認をお願いします