ミシンのこの縫い目って滅多に使わないだろうから・・・

希音(ひより) ｢あれっ、今週も洋服同じだよ。｣

鳥音(かのん) ｢今週は私の分しか作れなかったから着替えなしだって。｣

希音(ひより) ｢じゃあ、早速タイトルの縫い目のことにふれないとね。｣

鳥音 ｢そうそう、この１４番の縫い目って滅多に使わなそうじゃない？｣

希音(ひより) ｢だから今週はこの縫い目を使って何か作ったんだね。｣

鳥音 ｢出来たものはまた後からね。｣

希音(ひより) ｢それと鳥音お姉ちゃんのドレスの袖山のタックを折るのに使っているダブル針がこれなんだけど・・・。」

鳥音 ｢そのままつまんでまわすのが大変だから、特に指先が割れてるときなんてね、私が持っているピンバイスを買ったんだって。｣

希音(ひより) ｢取り付けるとこうなるよ。｣

鳥音 ｢うん、これならミシンで縫いながらタックを入れていけるね。｣

希音(ひより) ｢まずは使わなそうな縫い目でフリルを作ったんだよね。｣

鳥音 ｢これのタックはさすがに"スーパーらくらくタック"を使っているけどね。｣

希音(ひより) ｢これひとつずつたたんでたら大変だもんね。｣

鳥音 ｢左右対称にする必要もないし、綺麗に出来るしね。｣

希音(ひより) ｢ようやく今週作った洋服が出てきたね。｣

鳥音 ｢一応一枚目の隅っこにちょこっと見切れてるけどね。｣

希音(ひより)　｢今週のドレスは半袖なんだね。｣

鳥音 ｢ボリュームのある袖を作りたかったみたいで、縫ってる時はよさそうだったけど・・・｣

希音(ひより) 「洗濯してこうして見てみるとちょっと不安になっちゃうね。｣

鳥音 ｢タックをひとつずつアイロン掛け出来ればまだいいのかもだけどねぇ・・・｣

希音(ひより) ｢着る時までのお楽しみだね。｣

希音(ひより) ｢あと今回はね、スカートの後の縫いあわせを一段ずつ分けて縫ったんだって。｣

鳥音 ｢なんで今までやらなかったのかしら？｣

希音(ひより) ｢思いつかなかったのと面倒だったんじゃない？｣

鳥音 ｢あっ・・・なるほど・・・(納得)｣

鳥音 ｢もう一段ぐらいスカートを着けたかったらしいけど、希音(ひより)の分がなくなっちゃいそうだから二段でやめたんだって。｣

希音(ひより) ｢なくなっちゃうのは嫌だな。あと、段数増やすなら一段一段をもう少し短くしないといけないかなって思ったんだって。｣

鳥音 ｢さて、希音(ひより)のはどこまで出来るかな？｣

希音(ひより) ｢どうだろうね？｣

鳥音・希音(ひより) ｢じゃあ、またねぇ～。｣

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