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埼玉県生態系保護協会入間支部

加治丘陵の植物

2017.05.15 00:43

5月13日の「加治丘陵のお宝」イベントは雨で中止になりましたが

よもぎ街道脇のほんの少しの地域の植物をご紹介しましょう。

(雨でしたので残念ながら画像は良くありません。)


加治丘陵の中で、この地域のこの一部にしか生息していないクチナシグサ。

去年はほとんど姿を消していましたが、今年は大繁殖です!

種がクチナシの実に似ているのでこの名があります。


林の中には、

マルバウツギや

ツクバネソウ(花後、ガクがツクバネに似ている)

ウグイスカグラ(実)

ヤマツツジ

そしてこれはなかなか見かけないハンショヅル。

でも、こうした中低木やツル類は、林や公園などでは刈り取られてしまう植物たち。

実は昆虫や鳥たちにとって大切なエサや繁殖場所になるのです。

このように林は、高中低の植物群でできているのが健全な状態。

だからこの地域はちょっと良い状態の林の姿なのです。

(白く見えるのがツクバネソウの花)


ギンランも花盛り。ここではササバギンランも見られます。

なぜか階段や散策路のすぐ脇に棲息しているのですよね。

見つかりやすい(盗掘)し、踏まれそうだし、刈られそうだし…心配!

茂っている場所と開けている場所、

林と田んぼや林と池、

山と人里、里山、

川岸や海の浅瀬や岩場など、

場所の境目、すなわち環境が複雑な場所は生物が多く生息する場所なのです。

ここも大切にしたい場所ですね。

キノコもこういった境目に出ることが多いので、これから楽しみです。


次回は6月10日。今月がお休みだったので臨時に加治丘陵歩きを行います。

興味のある方は支部までご連絡ください。