製品開発ワークショップキックオフMTG
先日行われたADB年次総会ユースプログラム(詳しくは前回の記事をご覧ください)の余韻が残るなか、5/13(土) 横浜市立大学にて、私たち芦澤ゼミが取り組んでいるもう1つのプロジェクトAozoraFactoryに動きがありました。今年10月に当日を迎えるAozoraFactoryですが、このイベントのなかで私たち芦澤ゼミは4つのワークショップを企画しています。そのなかの1つに「製品開発ワークショップ(WS)」があります。このWSでは、金沢工業団地の企業の方々と横浜市立大学芦澤ゼミの学生が共同に製品開発をする一つのチームとなり、アイデア創出から試作品の製作までを行い、AozoraFactory当日展示するといったものです。5/13はまさにこの「製品開発WS」のキックオフを1日かけて行いました。
このキックオフの中身はというと、デザインシンキングという、「創造性」を重視したプログラムで、企業が商品開発を行う際に用いられる手法です。あの任天堂株式会社が発売した大ヒット商品「Wii」もこの手法から生まれました。そんなデザインシンキングという手法を用いて、芦澤ゼミ生が企業の方々とアイデア創出し、同時に製品開発WSがまさに今日始まったのです。
午前のセッションでは、明星大学准教授、伊藤智久先生による製品開発WSの概要説明、また今回のキックオフにご参加して頂いた各企業の事業紹介のセッションがありました。この時間は、金沢地区の企業にどのような資源があるのかを共有するための時間です。「こんなこともやっていたのか!」と私たちにとって驚きの連発でした。
午後のセッションでは、午前の内容を踏まえた上で、いよいよ今回のキックオフの中で最も重要であるアイデア創出の時間になりました。写真から、学生に加えて、企業の方も本気で知恵を絞り出している姿が伺えますね!このセッションで私たちは創造することの楽しさを感じ、とても新鮮なものだったとゼミ生は口を揃えています。全く違うアイデアが生まれるのが面白い要素ですよね!多様性のあるチームだからこそ生まれる斬新なアイデアが、どう成長し、完成されていくのか、過程が気になるところです。(写真はワールドカフェというアイデアブラッシュ中の風景)
そして最後に、各グループででたアイデアをまとめ、全体に発表しました。
製品開発プロジェクト、これから定期的にミーティングをし、試作段階に入ります。「学生×企業」、一体どんな商品が生まれるのでしょうか。今後が楽しみです!
芦澤ゼミ2年 矢嶋竜也