中1 方程式の利用。
2017.05.01 14:56
私立の中1の子が、方程式の文章題に突入しました。
相変わらず記述には力を入れており、
1文字の定義
2計算
3題意と合っているかの検証
4解答
と、1題1題をとても大切に解き進めています。
1問を解くのにノート半ページほどの記述をするので
1回あたりに解ける問題数は減りましたが、
それでもこれほど精度の高い途中式を書き、
記述を常に出来るという基本完成が最も重要で、
中1の時からその重要性を頭に、体に
叩き込んでゆくことによって、応用問題を
解いていくための筋道を作っていくための
用意が出来てきます。
なまじ出来るからと油断をして、
勝手に途中を省かせると、不思議と中学は
応用問題の立式・計算が困難になってきます。
本当のところを分かっておらず、
勝手に分かったつもりになって省くものだから、
長い時間が経つにつれて理解にブレが生じて
それが上手くいかないのですよね。
だから、途中を安易に省かせてはいけない。
指導者から見て多少面倒臭いだろうというくらいの
方法で一つ一つさせた方がメリットが大きいのです。
もちろん目指してはいますが、結論は
満点を取ることが目標なのではなく、
将来どんな問題に出会ったとしても方針を作れる状態へ
導くということが最優先事項なので、量より理解という意味で
1題1題、こんこんと初期指導を行うのです。
素直なので、あと伸びするだろうなぁと思っています。
どんなに面倒臭かろうが、”意味がある”と思ってやる、
その”意味を捉えようとする”、それが大切です。