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kojinkai

全員満点!

2017.03.10 14:51


 


 この教材、最初導入した当初はめっちゃ嫌がられたのを覚えています笑。難しい!覚えられるわけがない!嫌だ!表情に露骨に出ていましたので、ははは・・・と苦笑いしたのはよく覚えていますね。


 


 しかし、今日は生徒からこんなことを言われました。


 


「先生、この教材思ったより簡単でした。っていうより、ちゃんと対策のやり方が分かってからは、これが勉強っていうやつかーっていうのがなんとなく分かりました。」


 


 これまでは、ただ漢字を写す、写した漢字を眺める、の方法しか持たなかった生徒たちが、漢字を書くという段階からしっかり問題集を見ながら、熟語の組み立てから意味を想像して、覚える態勢に入っていて、問題集を一通り解いてみて、覚えていないものをチェックし、あとは答えを隠しながら裏紙相手に解くことを連打し、2周ほど書けばしっくりくるほど身に付いている、っていうのが分かるようになってきたようです。加えて、漢字の成り立ちの項目にもしっかり目を通して漢字の意味を理解すれば、覚える手間がどんどん省けていくということにも目を向けられるようになり、完全にコツと方法を身につけてきた感があります。


 


 ”満点!満点!満点!”これが続くと、次も満点にしようって思うもので、「漢字、意外と好きになった!」っていう言葉も多く聞けるようになりました。トップの子は、第1回から第8回までの漢字は全部満点。次点の子も、第3回から第8回までの全テストにおいて満点を獲得しています。漢字が始まって中途で入塾した子は、入塾初週から満点をずっと維持しており、優れた取り組みを見せています。


 


 


 で、何故今回いちいちこの話をブログに書こうと思ったのかというと、これまでずっとなかなか漢字で満点が取れず、悔しい想いをしてきた子がいたのです。しかし、ここ最近目にしっかりと力が宿っており、まだまだゆっくりではありますが、私との算数の秘密特訓にも本人の意志で参加することを決め、そして、彼は本日満点を獲得したのです。通算8回のテストで、2回目の満点でした。昨年の漢字検定問題集の時から数えても2回目です。もうすっごい嬉しそうな表情でして。満点を取れたのと、”課題が半分になる”のと笑。


 


 ”次も!”って気持ちが繋がっていくことが大切です。何をするにしても、単発で気持ちが続かないような学習は絶対に功をなしません。悔しい気持ちの果ての成功体験は、子どもの精神力を鍛えます。本当に、よく頑張りました。