質より量。
小学5年生の「ペナルティープリント」。通称「ぺ」。満点で0枚、90点以上で4枚、80点以上で8枚、80点未満で16枚課されます。なんかのタイミングでペナルティー課したことがきっかけで。これまであまりペナルティ的なものはなかったのですが、ひょんなことから定着していきました。自分から、「今日はペナルティありますか?」って聞いてくるから、無いとは言いませんよね。笑
しかし、16枚くらいなら・・・とか最近余裕をかましてきているので、連続でペナルティ食らったらテスト対策で先んじて16枚渡してテスト対策をやらせるようにしようかと、次回テストでも同様の結果なら指令を出していきます。もちろん、ペナルティはペナルティで課します。
テスト対策は後手後手ではいけません。どれくらいの演習で体に染み込んで反射的に答えられるくらいになるまで定着するのか、その度合いが掴めるまでは物量作戦で膨大に勉強させるしかありません。そして、やはりテストは満点を取ったほうがいいです。
確かにテキストのレベルもテストのレベルもやや高いですが、目指せないレベルでもありません。満点を取れないならば選択肢は二つ。レベルを下げるか演習量を増やすかですが、私はこれ以上レベルを下げるつもりはないので、生徒たちに頑張ってもらうほかありません。
小学生の問題の大半は、考えて解を出すようなレベルにはなく、反射的に答えられて初めて中学生の応用へ繋がっていくようなところがあります。なんとか解くのではないのです。なんとでも解けるというのが理想なのです。
当たり前の次元を上げましょう。小学生の時はのびのび育てたほうがいいっていうのは半分は正解で、半分は誤りです。のびのびとのんびりを混同してはいけません。めまぐるしく頭を使い、興味あることに打ち込むことをのびのびと言うと思います。勉強が好きになりたいなら、毎日適度なレベルの勉強に触れましょう。スポーツでも同様ですし、文化的なことでも同様です。
ぜひ、塾へ通わせるならば、勉強において伸び伸びとできるよう、分かる喜びは数字によって可視化される以外になかなか方法はないのですから、その点において、子どもたちにはそういうゲームだという想いで学習に取り組んでもらいたいと思います。