小4新教材初の漢字テスト。
小4漢字は小5上教材に入りました。熟語の難度も上がり、小テストにおける満点の獲得も難しくなりました。案の定今日やったテストはほとんどが20点中16点程度にとどまり、もっとちゃんとやっておけばよかった、という後悔の言葉もありました。しかし、たった一人満点をとった子がいました。
「よっしゃー!!!家でちゃんとやっといてよかったー!!!」
って、たった一人ガッツポーズでした。勧興小の生徒さんでした。この子は、小3の時からうちに通っていますが、それはそれは膨大な基礎を私につまされ、同じ学年の子からも”先生、それはエグいですよ・・・”って言われながらも、”基礎は大切。出来るまでやるのが普通”と、手を緩めたことはありませんでした。
漢字の学習には、日々の学習の様子がことごとく反映されます。大体において、丁寧な子は漢字のミスも読み仮名のミスもありません。漢字テストもしっかり結果を出して来ます。ミスがある子は、必ず”分かっていないかもしれない事柄”の確認を見落としています。それは、どの教科においても必ず影響を与えます。
漢字は、別に漢字を書けるようになって欲しいからやっているというのが第一義ではありません。チェックすべき点をチェックをし、正しく書けるという観察眼や条件思考の端緒を見させていただいているのです。
大切なのは、習慣的に漢字を書くということではなく、漢字を書くときに行っている習慣です。親御さんにあっては、その点をしっかりご確認なさって、子どもさんの学習を見守られてください。漢字テストの点数は、別に何点であっても不問とし、3回の書き直し以外のペナルティは課していません。苦手な子はとことん苦手ですが、繰り返す中で徐々に修正されていくものです。むしろ、字が汚い、読み仮名を振り間違う、漢字を書き間違う、この点について注意をすべきなのです。