漢字練習。
小学4年生は、漢字検定ステップをこれまで使用し、書き取りプリントは私のお手製で、テストも私のお手製でやってきました。漢字練習においては「この漢字の部首、知ってますか?」とか、「この漢字の成り立ちはこうなんですよ。」とか、あれこれ喋っていて楽しそうです。
次に採用したのは、「漢字日記」です。この教材も、私が自作で書き取りプリントを作成して、テストも自作して・・・とやっていく予定です。やり方は従来とは変わりません。漢字検定ステップとの違いは、文法事項が各回についていて、夏休みの文法トレーニングに十分に活用できそうだという点です。文法テキストをわざわざ追加で購入するのに気が引けたということもありましたし、既存の国語の塾教材のように、文法が間に挟まっていたり、最後に微妙にまとめられていたり、使いにくいものが多かったですから、”漢字!文法!”とガチッと固められているこの教材は、うちの方針にはぴったりでした。
国語は、知識事項と読解事項は明確に分けた方が小学生には取り組みやすいかと思います。
ところで、子どもたちが今日面白いことを言っていました。
「先生の漢字のテストはね、絶対に最初から振り仮名がふってあって習ってないような難しい漢字が二つ入ってきて、あとは読み方が難しい漢字が半分、普通に書ける漢字が半分くらいなんだよ。普通に書ける漢字は学校でも習っていたり、すぐ覚えられる漢字だから放っておいてもいい。すごい書くのが難しい漢字と、読み方が難しかった漢字を繰り返し見てれば満点取れるよw」
完全に出題傾向がバレてました・・・心中探られた気持ちになりましたが、まあそうやって出題者の意図に気づける頭を持ち始めているのか、と思うと、逆に頼もしくも見えます。そうやって、単純な漢字練習、テストにおいても、見えない部分で思考のコミュニケーションが取れているという点で、この学年の生徒たちを評価しています。