小学生とやる天体の授業。

　天体っていうのは、小学生が最も苦手だという単元の一つに数えられます。イメージが湧きにくいっていうのが一つですし、なかなか面白さを見出しにくいっていうのも一つの理由になっているようです。

　今日も、演習しながらいろんな質問が飛んできました。

「なんで南中時刻って、日の出と日の入りの時刻の平均をとればいいんですか？」

「なんで東京の方が明石市よりも日の出が早いんですか？」

「東京の方が同じ時刻の明石市よりも影が東寄りになるんですか？」

「なんでなんですか？」

「なんで？」・・・

　なんで攻撃が久々に炸裂した授業でした。そして、久々にこうやってゆっくり時間をとって、子どもの質問に答えた日でした。そして、最近ある生徒から聞いてなかった言葉を久々に聞きました。

「すげー！！超おもしれー！！！」

　ずっと地球儀を気に入って、くるくる回しながら何かを考えていたようでした。彼は、何かを発見した時に本当に目を輝かせています。親御さんもおっしゃっていますが、私も、そんな彼の表情が一番好きなのです。