小4社会の自由さ。
2016.11.18 14:32
「教科書読んできてねー!」
課題はそれだけ。4単元分ほどまとめて読んできてもらっています。その中で覚えた言葉がちらほらあるようで、授業中も熱心に発言をしている子は、やはりしっかり読んできた生徒たちです。
「授業中、あ!これ知ってる!ってなると授業が絶対面白く聞けるよね。今日だって、それを覚えていて、授業楽しく聞けたでしょ?これを続けていこう。今後めちゃくちゃ大きな差となって現れるからね。」
今日は、食物連鎖の話と、親潮・黒潮と潮目の原理について学びました。テキストの本の端っこについている話を思い切り膨らませた話題でしたが、どうせ5年になってからも本論はきっちり学ぶ時間があるので、テキストの隅にも深めれば面白いことがあるから、ちゃんと毎回隅から隅まで読んでくるように、という意識づけを行なっているということです。
なかなか5年以上の教材になると文量も膨大で、ゆっくりそう言った脇道に逸れているけど本質的な話っていうのがしにくくなってきますから、今の時期にしっかり地理の本質とはどのようなものかということに触れて、モチベーションを高めていけるようにしていきたいものだと思っています。
みんな社会の地理の授業がすご〜く好きみたいで、私にとってはありがたいことです。地理が好きだ!って自信持って言える子もそう見たことがないので、「地理は実に理由にあふれている教科だよ。なぜかな?って思うところには必ず理由がある。だから面白いんだよ。」っていうメッセージを100%伝えきる、考え方、向き合い方の指導ができれば、小4相手の地理としては大大満足です。