”漢字最強マン”。
一人の男の子の更新記録が、ついに9回連続となり、あと1回で2桁の大台に乗ってきます。結構難しいんですよ。例えば小4レベルでは「自然」っていう漢字が出てきますが、私は試験範囲に必ず2〜3個、学年配当を超えた漢字を入れています。今回は、単に「自然」だけでなく、「自然破壊」というところまでを試験範囲に組み込んでいました。他にも、「借地する」とか、結構難しい音読みの漢字も多数入れた合計40個の試験範囲から毎回10問の出題です。
その生徒に引っ張られるように全体が努力するようになり、今回も全員満点でスタートを切れました。意外と漢字ってちゃんと意味を理解すれば簡単に覚えられるし、テストも楽勝ですねって言ってて、そう言う風土が出来上がってきていること自体もうれしく思います。更に言えば、小テストで満点スタートできると、やり直しの時間を一切取らなくて済むので、授業をすぐに始められます。
「来週で、満点記録が2桁に乗るわけだけど、こういう記録って、長く続けば続くほど緊張するよね。その辺どうなの?笑」
「ちゃんと漢字練習して、テストの前も何度も指でこうやって書いて練習しているんです。緊張はしますが、満点は取れると思います。ずっと満点続けます!」
”漢字最強マン”
彼の最近の異名です。ネーミングが実に4年生ぽいですが、武器になるものを自分で育てられているだけで、万能感を得られて何についても好影響を与えるというのが、幼い時期の小学生の特徴でもあります。
漢字の学習ノートは、私が全て手製で作っており、お手本は私の字です。確かにすごい手間はかかるのですが、彼らが毎週私の字を真似しながら熱心に取り組んでいる姿を想像し、私の癖字まで真似してくる愛らしさも、私の指導熱を高めているものとなっています。
「今週はこれか!」って言って、今週分の課題が配布されると、即座にそのプリントを隅々まで見て、ニコニコしてます。来週もきっと木曜グループはみんな満点でしょう。