授業”初”参加の中3生。
2016.10.27 15:02
通常講座で私の授業を初めて受ける中学3年生がいました。この子はずっとサッカーをやっていて、曜日が合わず、ずっとコーチングしながら指導してきましたが、サッカーが引退期に入り、本日が通常授業初参戦となりました。
英語の指導、この子には初めて行いました。やっている内容は同じでも、その時その時に伝えるコアなメッセージ、追記事項、コツ、発声指導、文法の応用の仕方など、多岐にわたって解説を行うのが授業による指導の特徴であり、ただ自分で演習していた時とは色の違う指導をはっきりと認識できたかと思います。
全学年、ここ最近は必ず個人ごとに発声指導を入れ、細かな発音上のミスを指摘しながら進めています。音がしっかりしていないのに、言葉や意味が入ってくるはずがありませんから。その時に”緊張する・・・”という言葉も漏れていました。人から見られる、聞かれるということは、一人でやる時とはまた違った感覚になるものです。
音を聞いていると、どういう文節感覚で読んでいるのか、とか、普段書いてもらうばかりの英語とは違って、そういったことも見えてきます。国語も同じですが、明確な文節感覚というのは絶対に必要なものであって、それが細かな文法理解という各論指導に対しても有効に作用してくるものです。これから受験までの残り5ヶ月ほど、しっかり指導についてきてほしいものです。