修学旅行と受験までのカウントダウン。
来週、市内の多くの小学校が修学旅行を迎えます。小学生にとっては最も大きなイベントの一つではなかろうか?と思います。全力で楽しんでもらうべく、この週は思い切って課題はなくしました。
その代わり、帰ってきたら受験まで10週間であるという事実が待っています・・・。
私もこんなこと言うのは、楽しい旅の前ですし躊躇いもありましたが、「思いっきり楽しんできて下さい!その後思いっきりやればいい!」と、そう言った方がむしろ全力で楽しめるかな?と・・・勝手に解釈ですが・・・^^;笑
塾があろうとなかろうと、受験する子はするんです。そそのかさなきゃ、お膳立てしなきゃやらないくらいなら受験する意味はさほどないでしょう。そういう意識で中学受験指導については考えています。まずは、考えてて楽しいって思えなきゃ意味ないですし、実感として力が付いていないといけませんし、そうやって一緒に勉強していく中で、したくなったらすればいい、と。
幸いうちの先輩たちは中学生からの通塾の生徒を除き、全員が中学受験経験者で(中学からの通塾生も半数は受験経験者です)、7〜8割は私立・附属・中高一貫校です。このような環境になっていったのも、これまでの苦労を一緒に乗り越えてきた旧来のメンバーたちの努力があってこそです。故、優しく面白く頼もしい先輩に引っ張られるように小学生は受験をしていくわけですが、憧れというのは、小学生たちにとってはありたいヒーロー・ヒロインの自己投影なのです。
今年は特奨狙いの勝負も数人控えてますので、私も気合い入ってます。ただ合格するだけでは手ぬるい、そもそも現時点で全員合格が堅いのですから。合格を取りこぼさないというより、いかに基本を完璧に鍛え上げるかということが今年の指導の論点です。実に小学生たちは気合いが入っていてよろしいです。