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kojinkai

理科実験講座に対する私の考え。

2016.09.16 14:37

 紅人会が理科実験講座を初めて行ったのは、2年目のことです。まだ参加したいという生徒が数名しかおらず、参加人数1名で実施したこともありました。わらじを編んでみるという謎講座も行いましたし(そもそも理科実験ではないですね・・)、いろいろぶっ壊してみる実験も行いました(壊れたパソコンをぶっ壊して、中身を取り出すという派手な実験でした)。


 


 実験っていうのは、やってみたいと思う気持ちが大切です。そもそも理科実験って材料費以外のお値段を頂いたことがこれまでなく、それゆえに”私がやりたい”実験を優先して行ってきました。だから、誰より代表が楽しんじゃうという、そんなスタイルで実験をしてきたんです。失敗することももちろんありましたが、そのあたりはおとがめなきように・・という条件付きでした。


 


 今月は、2年前にやって人気のあった気化爆発の実験を再度行い、来月はビスマス金属結晶を作る実験を行います。見たことのない実験をいっぱいさせてあげたいですし、やや危険であっても、最大限注意を払っていれば問題のない実験はなんだってやります。2学期のテーマは化学なので、それにちなんだ内容を中心に、11月も企てていきます。


 


 意図があってやらせたい実験もありますが、そればかりでなく、驚きとか、感動とか、あるいは恐怖とかね、そういうものも全部ひっくるめて”実験”なので、未知に挑み続ける気持ちを養ってもらう意味でも、理科実験の方針はずっと変えずにやっていきたいと思っているんです。


 


 ”私も楽しめるから、やる”。私の理解の範囲内で終わらせない発見を、子どもたちに。そういう想いで、共有する時間について、毎月毎月思案しているのです。