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kojinkai

悔しいから学ぶ、夏休み中学生の演習。

2016.07.29 14:43


中学生の授業に、「演習」という時間を


もうけたのは今年が初めてです。


 


既存の問題集は、やや難しめの問題集にしました。


なので、授業中扱いきれない応用問題が幾つかあって、


これをなんとか全部解いて問題集をコンプリートしたい、


そういう想いで演習の時間を作りました。


 


普段ニコニコしながら問題を解いている子が、


「もう!答えがおかしくなる!!!」


と、すごい苛立っています。


この子、自分ができると思うことができないと


こうやって苛立つ場面が見られますが、


ああ、成長しているんだな、とそういう瞬間にこそ


思ったりもします。


 


この子は、通塾5年目。


 


幼い時からずっと変わりません。


先日、中1にライバル関係にあるいい生徒がいるという


話題を出しましたが、中2にもいます。


この子と、もう一人の女の子。


 


ず〜っとこの子たちと一緒にいますが、


常に「今が一番」っていうモチベーションで、


ミスが多かったりするので成績にはなかなか


反映されないのですが、尻上がりで


できることがどんどん増えており、


中1の内容もほとんど忘れていません。


一つ一つ丁寧に、毎回の長期休みで学んできた成果ですし、


私立という環境で学んできた成果でもあります。


 


ただただ、こんなに忘れていない、身についているのが


いい感じだな、と思うばかりです。


中3から通う子のほとんどは、どんなに学校成績が


よくても、過去の内容すっ飛んでいる子が大半ですから・・


すぐ取り戻せるにしても、同じ時間を使って


練磨して、深く知ろうとしてきた時間の重みの差もあります。


 


記憶は、回数と意味の理解がセットになって、


忘れる、覚える、理解する、深く知るが


何度も何度も繰り返されることで強化されます。


 


だから、最終的にパッと成績が上がる生徒がいても、


後々強いのは積み上げてきた子なのです。