主にアナスイのポプ劇の感想とか。
このまえブクロのポプ劇に初めて行ってきたので感想みたいなのを羅列してみようかと思う。
『池袋ポップアップ劇場』というたぶん観劇三昧さんがやってる配信チケット付きの演劇。
4団体が20分ずつ演劇をやり、その舞台を観に行ったあとに配信アーカイブが結構長い期間見れて3000円くらいと人によってはお得だと思う。(自分的にはお得)
秋本さんを知ってアナログスイッチを知り、
そこから秋本さん以外にも、尻を見てしまう(木幡さん)、ザレゴトのやつ(小島ちゃん)、王将(忠津さん)と主にツイキャスで見ている劇団員さんの舞台はちょこちょこ観てきたものの
アナログスイッチとしての舞台は、去年の「みんなの捨てる家」以来で約1年ぶりと言えた。
11/10の回は4団体目、トリ。
それまでの他団体の流れもあり、
暗転から出てきた渡辺さんのビジュアルと美声と滑舌の良さとあまりに聞きとりやすく心地よい声量にどういう感情かいきなり笑ってしまった。
(衣装がジャンレノのレオンだったと知り、アーカイブでまた笑った)
と同時に「うわぁ本物の渡辺伸一郎だぁ」という普段テレビの中の人が数メートル先にいる感覚にもなり、
(テレビの中では酔っ払ってるおじちゃん(たぶん自分よりは歳下))
そこから小島ちゃん、秋本さん、藤キングと出てくるたびに「うわぁテレビで見た人たちだぁ」みたいな感覚もあり、こういう気持ちを抱ける距離感って自分にとってはとても価値があるものだなと思った。
ゲスト出演?だった江益さんも、アガリスクのなんちゃらダブルスで見かけていたけど、逆側(卒業式の方)を観ていたので名前だけ知っていてたぶん初めましてだった。
ちょうどいいお芝居で顔面も綺麗でとてもよかった。
今回はコメディだったので、大統領に反応するシーンなどあえて強調している場面とか色々と
"さすが江益凛だな"となった。
(はじめて見た人が使っちゃいけない感想第一位!(DHCの読み方でお願い))
同じくゲストの佐藤修作さんは、佐藤修作王で見ていたそのままのキャラクターで初めて見た感じがしなかった。
ひとりスッと飛び降りようとするし、その場その場に流されやすくまっすぐなかわいい後輩役をばっちり演じ、さらに自在に顔の赤さも操れる技能派な役者さんだった。
お話としてはかなりの打数ボケていて、それに対してスナイパー役の渡辺さんと凡人役の秋本さん中心、とはいえ全員がボケとツッコミで、すごい数のボケとすごい数のツッコミを入れていくが
どれも自分の頭にそのツッコミが浮かぶか浮かばないかの瞬間に期待通りのツッコミをしてくれて
「そうそうそう!笑笑」
という笑いの積み重ねが、とてもよかった。
話が進むたびに登場人物の立ち位置がコロコロ変わって、その都度それに対して正論を言っていく中で、みんながみんなある種クズになっていく。
結構ヒドいどっきりにかけられているクロちゃんが可哀想に見えないのは、クロちゃんがあまりにクズだからというところがあるが
この話に出てくる人たちもまた、みんなまぁまぁのクズ加減だったのも笑えるポイントだったのかもしれない。
総括としては、
うむうむ。なーんだ脚本も出ている役者さんもみんな好きじゃんコレ。
となって帰りました。
言いたいことはまだいろいろありそうだけど、まぁちょっといつまでも更新できないのもなのでこの辺にしておきます。
あとは、他団体だとパラパラチャーハンさんが好きでしたね。
誹謗中傷をテーマに、たぶん劇団側としては言いたいことは明確にあるのだろうけど最後のところは観る側に任せていて、言い過ぎなかったところもよかったかなと。
じゃそんな感じで
じゃあの