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「宇田川源流」 立憲民主党の代表選挙が全く盛り上がらない理由の一つに「どこの国の政党の何を選ぶのかわからない」の声

2021.11.22 22:00

「宇田川源流」 立憲民主党の代表選挙が全く盛り上がらない理由の一つに「どこの国の政党の何を選ぶのかわからない」の声


 野党第一党の代表選挙といえば、本来ならば、かなりの盛り上がりを見せてもおかしくはない。もちろんその代表の交代によって、政治局面が大きく変わることはないので、ニュース勝ちとしては「代表選挙そのもの」よりも「結果」を重視するということになるのは理解ができるが、それにしても、日本のテレビ局は、普段は政権与党の批判ならばとにかく、誹謗中傷を垂れ流したい案もなくなんだかわからない話をしているにもかかわらず、この立憲民主党の代表選はほとんど報道していない。

 まあ、単純に言って全く盛り上がらないということになるのである。

 では街角においてANN(テレビ朝日系列)が調査したところ、次の立憲民主党の代表は誰がふさわしいかとアンケートをとったところ、泉健太12.4、逢坂誠二8.4、小川淳也8.5、西村智奈美10.4という結果になっている。さて、計算問題だが、全部足すといくつになるのであろうか。答えは39.7%でしかない。つまり国民の60%を超える人々が野党第一党の次の代表に関して興味がないということになるのである。

 国民にしてみれば、「だれがなっても同じ」ということしか考えられないし、また、「誰になっても立憲民主党の支持が上がる」ということ、もっと言えば「政権交代につながる」などということは全く考えられない状況であるといえる。要するに「批判して、対案を出せない人々の集団であって、その頭が誰でも一緒」というような感覚にしかならないのである。

 これでは「日本を非難する外国人」しか支持しないということになる。つまり日本国民の支持は全く得られないということになろう。まあ、日本を破壊したい極左暴力集団のような集団を除けば、基本的に今の野党は「政権担当不能」であるとしか言いようがない。そのうえ、その幹部は結局民主党政権でに本をおかしくした人々ばかりである。若手が代表になっても、それら『長老の呪縛」から抜けられない状況では、話にならないのである。そのような意味で期待感も何もない。

 そのような状況は、テレビのニュース番組の構成でわかる。まあ、小室圭氏と眞子さんの話は元皇族であるということだし、大谷選手のMVPはやはり日本のすばらしさであるからよいかもしれないが、基本的に板橋区の無免許でひき逃げをした都議会議員の去就や、選挙当日に京王線の中で火をつけ無差別殺人をした事件の方が、野党第一党の代表選挙よりも大きな取り扱いになっているのである。国民の興味もそのような状況であり、全く興味を持たれていないということでしかない。

共産と共闘、修正加え継続=4候補、改憲論議拒まず―立民代表選

 立憲民主党代表選(30日投開票)に立候補した逢坂誠二元首相補佐官(62)、小川淳也元総務政務官(50)、泉健太政調会長(47)、西村智奈美元厚生労働副大臣(54)は22日、日本記者クラブ主催の討論会に臨んだ。衆院選での共産党との野党共闘について、4氏とも共闘路線に間違いはなかったとして、来夏の参院選でも継続するべきだとの考えを示した。ただ、共闘の中身については修正が必要とした。

 逢坂氏は、共産党と合意した「限定的な閣外協力」について「次の選挙に向けてもう一度話し合いがスタートする」と見直しを示唆。小川氏は「何を意味するのか伝わらなかった。政策的な議論、丁寧なプロセス、国民的な理解が必須だ。見直すべき点がある」と語った。西村氏も「上から急に決まった形では、党員の理解を得るのは困難だ」と述べた。

 泉氏は「共産党との2党の共闘ではそもそもない。野党全体の協力、連携を目指してきた」と述べ、国民民主党などとも連携できる共闘の在り方を模索すべきだとの考えをにじませた。

 一方、憲法改正をめぐり4氏は、議論自体には前向きな姿勢を示した。

 逢坂氏は「静かな環境の中で行うべきだ」と主張。改憲の国民投票に関し、CM規制の在り方などを念頭に「(制度が)不備なままであれば、国民の信頼を得られる結果にならない」と訴えた。泉氏も「国会の憲法審査会で必要な議論を行っていく」とした上で、国民投票の制度改正を先行するよう求めた。

 小川氏は「現実の課題としての憲法論議は積極的に応じたい」と明言。西村氏は「憲法に関する議論はしたい」としつつも、まずは岸田政権の姿勢を見極める考えを示した。 【時事通信社】

2021年11月22日 19時51分 時事通信

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12145-1345018/

 9月に行われた自民党の総裁選の時は、各ニュース番組もトップではないにしてもかなり大きな扱いをして時間を割いていたが、野党第一党の立憲民主党の代表選挙はやはり全く興味がない。

 そもそも、立憲民主党の国会議員は、私の数えたところ、衆議院と参議院合わせて140人しかいない。ある意味で、今回細田派から安倍派というように言われるようになった清和政策研究会とそれほど変わらない議員数なのである。そのなかで4人の候補が立候補した。立憲民主党の代表選挙立候補は国会議員の20人の推薦人が必要になる。つまり、立候補した本人と合わせて21人は投票先が決まっているということになる。4人が立候補したということは、84人がすでに投票先が決まっているということになる。つまり、5610万267人人の議員が自由に投票するということになるのであるが、その動向を気にする人がいるであろうか。正直なところ、一人一人に投票先を聞けば、事前に結果がわかってしまうような感じであろう。

 そうなれば興味の先は党員、立憲民主党ではサポーターというそうであるが、その投票になるが、10万267人のサポーター票を奪い合うのであるがそのサポーターも「日本国民」とは限らない在日外国人を含む内容になっている。つまり、「本国の支持によって様々な意向が働く」可能性があり、日本国のためのないようになるとは限らないのである。

 そのような状況であるにもかかわらず、立憲民主党内には派閥が数多くある。

 サンクチュアリは、赤松広隆元衆議院副議長が創設した旧社会党系の国会議員による党内グループで、所属国会議員も27名と党内最大です。旧総評系労働組合との繋がりが強いのが特徴である。小川淳也候補が所属している

 新政権研究会(泉グループ)は、旧国民民主党系の国会議員らを中心に20名以上の国会議員が所属しているとされており、中道路線。

 国のかたち研究会(菅グループ)は、民主党時代から存在する旧社会民主連合系のリベラルグループである16名程度。

 直諫の会(重徳グループ)は、重徳和彦衆院議員を中心とするグループで設立当時には立憲民主党と国民民主党をまたぐ超党派として誕生し、特に当時当選3回までの若手を中心とした集まりだったことが話題となった。現時点で所属議員は10名前後で泉氏を推薦。

 小沢グループは、小沢一郎氏の影響を受ける議員らによって構成されており、約10名程度。

 花斉会(野田グループ)は、手塚仁雄衆議院議員や蓮舫参院議員などを擁する党内グループで、党内では保守派に位置づけられ10名程度である。

 小勝会(岡田グループ)は、当選15期の中村喜四郎氏を擁し、あくまで小選挙区で勝つことを目的とした選挙に関する情報交換を目的とする会とする向きもある一方、所属議員は10名程度である。

 そもそも一致団結しなければならないのに、このほかにも自民党に移った細野豪志のグループなど多くのグループがあり、あまりにも統一感がない政党になっている。この辺が「野合」とか「選挙互助会」といわれる所以である。

 この人々と外国人が本国の支持で行う選挙でどうして興味が持てようか。

 野党第一党にいること自体が、この状態では不思議としか思えない。