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【閉店】台南出身オーナーがもてなす台湾料理店「Hau Quan」

2017.05.22 10:50
初訪 2017.05   更新 2021.02.24


【2022.08.25 追記】

こちらのお店は残念ながら閉店しましたが、現在は同じ場所に別の台湾料理店ができています。前のお店とは経営が異なり、多くの若者で賑わうカフェのような空間に変身。先日お昼どきに行ったときは満席でした。

こちらのお店も、台湾のそぼろご飯「肉燥飯」や台湾ミルクティーが人気のようです。


念のため、お店の情報も☟




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ホーチミン市の華人街といわれる「5区」周辺

中華系の人が多数暮らし、飲茶など中華系レストランが点在。

おいしい料理が集まるグルメなエリアとして、現地の人にも知られています。



今回は、「おいしいレストランを開拓したい」とバイクを走らせていたときに見つけた、

台湾料理店「Hau Quan(ハウ・クアン)」へ。

日本人にも馴染みの深い台湾料理なら、きっとおいしいはず。

と、期待が高まります。



場所は、1区と5区をつなぐ大通り「Tran Hung Dao(チャンフンダオ)」通り沿い。


お店の隣には、ワインショップ「the Warehouse」があります。





店内はこぎれいな食堂といった雰囲気。



「台南出身の店主が、少し日本語ができる」そうで、

入口のガラスには、「台湾風カキのオムレツ」の文字が。

日本人と分かると、写真付きの日本語メニューを持ってきてくれました。



【2021.02.24 追記】

↓ 現在のメニューを、一部ではありますが参考用に貼り付けました。

↑ カキとイカ料理


↑ ご飯&麺料理、台湾版サテ「沙茶醤」を使った料理など


↑ 肉料理、豆腐料理





写真メニューを見ながら、注文シート(写真下)に書き込みます。

注文シートも日本語版があり、注文しやすくてありがたい…。


↑ シートに数量を書き込んで注文します。







まず注文したのは、



「肉燥飯(台湾風 豚肉のそぼろ丼)」3万VND(約120円)

小ぶりなこちらは、台湾の「肉燥飯(ロウザオファン)」。


日本でも知名度が高い、「魯肉飯/滷肉飯(ルーローファン)」が、角煮のような厚みのある豚バラの細切れを使う ”台北方面風” なのに対して、

こちらは台南風の「肉燥飯」。ルーローファンよりも、ミンチのように細かく刻んだ肉を使うのが特徴です。


漢方系スパイスの香りが効いた豚そぼろは、台湾を思い出させてくれる本場の味。

台湾風に煮込まれた卵「滷蛋(ルーダン)」を追加するのもありで、

ここに来たらぜひ食べておきたい、必食の1品かなと思います。


ちなみに、

肉燥に麺を合わせた「肉燥乾麺(汁なし)」や「肉燥湯麺(汁あり)」もありますが、

個人的には肉燥飯がおすすめです 笑




「三杯鶏(サンベイジー)」10万VND(約460円)

鶏肉をニンニクやショウガ、オリエンタルバジルとともに甘辛く煮た、台湾の家庭料理。

諸説ありますが、醤油、酒、ごま油と3杯の調味料で味付けされることから、その名が付いたそう。


甘辛い味付けが、白ご飯によく合うのはもちろん、

オリエンタルバジルも一緒に食べると、香りが鼻に抜けて、

アジアご飯らしい爽やかな香りが楽しめます。





このお店の自慢の料理は、

店名に「Hàu(ベトナム語で牡蠣の意味)」と書かれている通り、カキ料理。


メニューには、「カキの豆豉炒め」や「カキの唐揚げ」、

「カキと豆腐のおろしにんにく」などカキ料理が7種類ほど並んでいます。


中でもカキのオムレツ「蚵仔煎(オアチェン)」は、

「台湾の食の都」と言われる 台南の名物料理の1つ。


去年、台南旅行で食べたカキのオムレツもおいしく、

お店のオススメのようなので、注文してみました。



「蚵仔煎(台湾風カキのオムレツ)」8万5000VND(約410円)


小ぶりなカキと青菜が入ったオムレツに

とろりとした甘めのタレがたっぷりかかっています。

甘めの味付けが苦手な人などは、好みが分かれるかもしれませんが、

カキの苦みが中和されて、カキが苦手な人でも食べやすい味。




「蒜泥白肉(豚バラ肉のにんにくソースがけ)」7万5000VND(約350円)

皮付きの豚バラ肉にたたいた生ニンニクとタレがかかった冷菜で、ニンニクの辛味が効いたさっぱりとした一品。色のわりにタレは薄味なので、しっかり絡めてどうぞ。


ビール片手に、いろんな冷菜をつまみながら楽しむのもいいですね。




メニューはほかに、炒めものやスープ、

台湾から仕入れている台南名物の「虱目魚(サバヒー)」を使った料理などがあります。

個人的には、

「紫菜蛋花湯(海藻と卵のスープ)」や、新メニューの「滷排骨(揚げスペアリブのタレがけ)」がオススメ。



次の週末にでも、華人街方面に少し足を伸ばして、味覚から台湾を感じてみては。


(定休日が「月火水曜」と休みが多めなので、ご注意を。) 無休になりました。






Hau Quan / ハウ・クアン

住  922 Tran Hung Dao, Q.5, HCMC

営  10:30〜14:00、16:30〜20:30

電  0789・135・922

休  月・火・水曜休 無休

FB   www.facebook.com/OystersHcm

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