コネクタや端子のお話
ミニロボにも小さな端子がいくつかあります。
プラスチックのコネクタの中に金属の端子があります。
コネクタのおかげで、配線が楽になったり取り外しができてメンテが楽になったりします。
製造的にも部品を分けられるので作り手にもメリットがあります。
そんなわけでミニロボの小さな部品のお話です。
ミニロボにはいくつかのコネクタ(端子)があります。
電源、モーター、センターの3種類ですが、
モーターはプラスマイナスの2極、キック用のセンサーは3極です。
モーター用のコネクタで一番形状が近いのは・・・・
日本圧着端子製造株式会社の製品
JST(Japan Solderless Terminal)のZH(1.5mmピッチ)で2pin
2本ある端子の幅が1.5mmのZHという名前のJSTの商品ですね
コネクタで規格化されているものは少ないかもしれません。
JSTって会社名なのに規格名みたいに使われるくらい有名ですがーー
ただ、ミニロボで使われているのはちょっと形状が違うので、メーカーもわからないですし一般に入手できるのかはわかりません。。
型番がわかれば、コネクタや端子だけ入手することも可能ですし、電線(ハーネスと表現するのが正しいのか・・)が最初から圧着されているものもあります。
コネクタや端子が壊れて交換したかったり、改造でもう少し配線を長くしたい時には交換するしかないのですが、あまり一般的に販売されているようには見えません。(専門店に行く必要がある)
とても小さいので、この端子を圧着するのに専用の工具も必要です。
電線と電線や電線を基盤に接続するには、電線の先端に端子をつけて、決められた方向にしか接続できないようにコネクタをつけて接続します。
コネクタにはオス/メスがあって、端子にもオス/メスがあります。
嵌合といって嵌め合わせが大事な部品です。
端子は固着力といって、電線をしっかり圧着できる強さが決まっています。
また、クリンプハイト、クリンプワイドといって、圧着した部分の高さと幅が規定値であることも必要です。
電気的な接点なのでとても大事な部品なのです。
一度差したら外すことはあまりないかもしれませんが、指先程度の部品もミニロボにとってはとても重要です。
なお、電線をもって引っこ抜くのは反則です! 中の銅線が切れてしまうので要注意です。 コネクタをつかんで抜くようにしましょう(小さくて難しいので工具を使いましょう)
コネクタも端子もとても奥の深い世界なんですよー。