ホンダ レーダーエーミング紹介!
本日はホンダのミリ波レーダーのエーミングを行っていきます!
お車はN-BOXになります。
まず、ミリ波レーダーの搭載位置ですが、Nシリーズはとても低く(ナンバーの横)、
床面の影響をより強く受けてしまうので作業環境に注意が必要です。
(ミリ波レーダーのエーミングでは、金属の反射が影響してしまうので床面のリフトやサイドスリップテスター、ブレーキテスターなどの近くでは行わないようにしましょう!)
ホンダ車は最初にターゲットを設置していない状態でエーミングを開始し、
「NO TARGET」の表示を認識しなければいけません。
裏を返せば
表示されない場合は何かしらに反射して誤受信してしまっているということになります。
その際は原因となる物体を取り除く必要があります。
弊社のレーダーリフレクターはトヨタ、ホンダ、マツダのミリ波レーダーに対応しております。
使い回す際は、リフレクターの向きに注意です!(トヨタは上向き、ホンダ・マツダは下向きです)
ターゲットの高さ、設置場所は車両により異なり、オフセットが必要な車両も多々あります。
(車両との距離も“車両先端から”だったり、“フロントホイールセンタから”だったりします、、、)
あとはスキャンツールの指示に従って作業を進めます。
ホンダのレーダーエーミングは何パターンかありますが、
Nシリーズは全車、上下左右方向ともに手動調整になります!
基準値内に収まるよう調整して終了です!
ホンダは
フィット以降に発売された新型車(ヴェゼルやシビック)にレーダーが搭載されておりません。
単眼カメラのみで自動ブレーキやACCに対応しています。
(ステレオカメラのみで対応しているメーカーはスバルなどがありますが、
単眼カメラのみで対応してるメーカーはあまり聞きません)
ただし、セキュリティがかけられているようで、
現時点では対応している診断機が純正以外にありません。
早急に対応されることを願います!