立ち方を変えれば足の裏が生き返る
今日も新規のお客様のカウンセリングがあり、1時間いろいろなお悩みをお聞きして、簡単なエクササイズによってその場で実感できる変化を感じていただきました。
その中でもザックリ言うと「しっかり立てていなくて良い姿勢が続けられない」と。
出産後、足の裏の足底筋膜の感覚がうまく掴めなくなり、そのためコアの安定性が鈍っているようでした。
どうも足裏の感覚を高めるために指先を曲げて床を握るようにして力を入れてしまうようで、それによって余計に安定性が悪くなるようです。
イラストはよくリハビリや足底筋膜の強化などに使われる「タオルギャザリング」です。
僕は強化のエクササイズとしては否定はしませんが、これで筋強化できたとしても、実際に「強く立つ」ためには足裏の使い方の再学習が必要です。
「タオルギャザリング」の動作では足指を屈曲させ、つま先で床をつかむようにしますが、実際にはタオルと違って床は平面なので、指を曲げているだけで床を掴むことはできません。
そうすると足指の先端が床に着くだけで、指の腹の付け根には大きな空間ができ、足指が変に緊張するだけで、安定性を高めることはできません。
強く立つためには5本の足指の感覚を「パー」をするように大きく開き、足指の腹の付け根から足指全体で床を押すようにします。
そして両足裏で1枚の紙を横に引き裂くような力を入れながら、股関節は屈曲させず骨盤をやや前に押し出すような力を入れながら決して後傾させるのではなく脊柱はニュートラル、呼吸はブレーシングで胴部全体を中央に向かって前後左右から締め付けるように力を入れます。
それだけでどの方向から押されても揺るぎない、ドッシリと安定しつつ、どの方向にでも動き出せるような動的にも静的にも強い姿勢を作ることができます。
今日のお客様もご本人が掴めずに悩んでいた足裏の感覚が、ほんの2、3分で変わり驚くとともに大変喜んでいただけました。
もちろんその場でご契約!
ありがとうございます!
その他も数種類、その場でガンガン動きを変えてワオモーメントの連発で、感動してくださって本当によかったです!
皆さんも「こう言う時には当然これ」という思い込みを無くせば、動きも体も一瞬で変わりますよ。
とにかく本当に効果がある方法をQuest(探求)してくださいね!
立ち方や呼吸については以下の動画でも説明していますので、参考になれば幸いです!
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