何故発色重視のカラーは色持ちがよくないのか？

発色重視のカラー剤は基本、、、

アンダーの削りが強い

です。

アンダーとはメラニン色素です。

カラー剤はこのメラニン色素と深〜い関係にあり、、、

これがメラニンぎっしりの健康毛の輪切り図だとして、、、

黒い点がメラニン。

沢山つまっていて、これが髪を黒く見せてます。

これに発色重視のカラー剤が 入ると〜

（青点＝カラー剤）

こうなります。

黒い点が少なくなり

青い点が増える（カラー剤）

しかし、

この青い点（カラー剤）はあくまでも擬似的なものなので、、、

すぐに抜けて髪の中の色素がスカスカになってしまい黄色ぽくなってしまう、、、

これがここ最近の発色重視のカラー剤の特徴ですね。

今回のゲスト様のケースだと、、、

こんなイメージ

黒=メラニン

紫=イルミナカラー（発色重視カラー）

茶=エッセンシティブラウンカラー（色持ち重視カラー剤）

何故白髪染で色持ちが良くなるの？

ブラウンベース（白髪染）のカラー剤は発色重視のカラー剤と違って、髪の内部へと入り込み、そこに居座る力が非常に強いです。

白髪は通常の黒い毛よりもタンパク質量が多く、やたらしっかりしているので、そこに入り込むために色素が濃くら強いです。

さらに白髪染した部分はなかなか色素が抜ける事はないぐらい定着力に長けています。

この色持ちが良いブラウンベースのエッセンシティブラウンカラーのチカラ