地理が楽しい@小5社会
インターネットを駆使しての検索を通して
多数の資料にあたる調べ学習を中心に
小5社会の学習は進行しています。
調べればすぐにいろんな人のブログや
公式ページ、イベント情報、写真などに
アクセスできます。
地理は、具体イメージが必要で、
暗記とは基本的に無縁なのです。
今やっているのは各都道府県を
地方別に学習するというものですが、
私はそれを”ツアー”と呼んでいます。
「今日のツアーは近畿だよ!」
「よーし!!!」
授業中、ノートは取りません。
ただ、私のしゃべり続けたこと、
飛んだページで気になったことや覚えておきたいこと、
ホワイトボードに書きなぐったことを
延々とテキストの余白にメモしまくります。
今日生徒がめっちゃハマっていたのは
兵庫のポートアイランドでした。
事前に、「私が旅行した中で一番好きな都市だ。」
と言ってしまったことも起因していると思いますが・・・
「行ってみたいなぁ・・・」っていう言葉が
どの県を見せても出てくるくらい感想に溢れます。
ただ地図を見ているだけなのに、
ずーっと生徒話しっぱなしで、
「これは何!?」
「ここは何があるの!?」
と、質問しまくり、メモをしまくります。
「先生とやる地理大好き。めっちゃ面白い!」
って言葉を今日は頂戴しました。
指導者として一番のご馳走です。
私にとっては見慣れた景色であっても、
生徒たちにとっては初めて見る景色なんですよね。
日本にはこんなに面白い地域があるんだ、と
思ってもらえるならば、とりあえず地理の学習を
本格化してゆく前段階の準備は大成功です。
本格的には、7月くらいからのスタートです。
農業・漁業・工業・商業の観点から、
改めて各地域の捉え直しが始まります。
この学年の地理は間違いなく例年で一番成功するでしょう。
見せている具体例が多く、語り、質疑してきたものが、
今後の学習で必ず生きてゆきます。