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温故知新

メキシコ美術の巨匠の足跡を訪ねて

2017.05.27 11:05

有名な画家の足跡を訪ねてみると、彼らの絵の理解の助けになるだけでなく、パワーをもらえることが多い。メキシコ美術の巨匠フリーダ・カーロとディエゴ・リベラの場合もそうだ。特にフリーダの情熱的で、自己虐待ともいえる絵の源は何か?長いこと疑問に思っていたが、それがうっすらと解けた。どうやら内縁関係にあったリベラとの葛藤をキャンバスに描いていたようだ。

岡本太郎の言葉ではないが、時として葛藤・狂気が名作を産むこともある。ゴッホの場合もそうであったろう。

私はこの日、ツアーの行動を離れ一人タクシーを雇い1日かけてメキシコシテーを彼らの足跡を訪ねてくまなく歩い た。夜には疲労困憊したが、ベッドに入ってからは心地よい疲れを感じぐっすりと眠れた。

PS ロダン、クリムト、ピカソ、ロートレックなど有名な画家の作品には必ず女性が関係している。絵を志す者は、海外に出たら大きな美術館もいいが、個人の美術館にも足を向けるとよいのでは。


上の写真の女性がフリーダ  / 下 メキシコ美術の巨匠の足跡を訪ねて オリジナルビデオ 

ディエゴ・リベラの壁画。絵の中の女性はフリーダ・カーロ

中南米旅行(含むメキシコ) 96回ピースボートより ビデオ10分