月蝕と神在祭〜その4
出雲参拝のあとはお膝元の割烹「看雲楼」にて昼食。
夜も昼も和食フルコースで、とても贅沢している気分。
胃が小さくなったなぁと言いつつ、見た目にも楽しいからあれもこれもと味見してたら、いつの間にか完食していました…
それも満月前後に、奇跡的なこと。
ありがたいことです。
お吸い物の緑がきれいでした。
次に向かうのは日本の夜を守る「日御碕神社」。
前日行った稲田の浜の前を通ります。
気になっていた「神TERASU」というカフェは、
このリトリートのきっかけになった
稲佐の浜の塩を置いていた場所だったそうです。
緯度経度をあしらったロゴが素敵すぎる。
そこからバスは海沿いの高台へとぐんぐん登っていき、ちょうど道路工事で一時停止した場所から、眼下に日御碕神社が見えました。
竜宮城みたい!?
白壁に朱の柱や梁が映えて素敵。
出雲大社のほかの神社にもすべて、立派なしめ縄が飾られています。
神様が集まるんだものね。
神社は、上の宮「神の宮」に須佐之男命、下の宮「日沈宮」に天照大御神を祀る上下二社からなり、両本社を総称して『日御碕神社』と呼ばれます。(サナーさんブログより)
日本海に沈む夕陽を背にする日御碕神社。
さすがいい感じに陽が射し込んできます。
鳥居の側にはワカメを採る神事のレリーフ。
駐車場の前でイカが干してある。
海を望む神社はとても明るい気に満ちていて、
神様と暮らしが身近な感じがして素敵だ。
そして、ご当地マンホールの蓋で気になっていた
日御碕灯台も見ることができました。
素敵な白亜の塔…いつかまた来て登りたい…
わざわざ回っていただき感謝!
これがそのマンホール。
稲佐の浜から出雲大社上宮に向かう道で見つけました。
夕方、ホテルに戻り砂絵のワークショップ!
リトリート中にアート作品をつくる体験は初めてでとっても楽しみでした。
その土地の自然素材《稲佐の浜の砂》を使ってつくるということがまたなんとも…
準備とレクチャーをしてくれた
ほんとうにありがとう!
こういう準備の細やかさにも、現れますよね〜。
見習いたい…
私はフラワーオブライフといういちばん難しいのを選んで、案の定時間内に終わらず。
でも、楽しみが続いてくのもいいなと。
この日は牡牛座満月の月食。
前回の月蝕は新潟はあいにくの曇りでしたが、
今回は最大98%という食がハッキリ見えて…
夕食を終えて部屋に戻るとほぼ満月でしたが、
まだ少し欠けている。
満月になる前に!と、
途中になってしまっていた
砂絵アートを仕上げました。
2020年1月のエジプト以来、満月になると思いっきり体調不良になっていたのですが、
今回は不思議と緩んでくれました。
それはリトリート主宰者サナーさんや、
きっと出雲の神様たちのサポートのおかげ。
このタイミングで、太陽神アマテラスを祀り夜を守護してくれる日御碕神社にお参りできたということも、良かったのかもしれません。
さぁさぁ、2泊3日なんてあっという間。
旅も佳境です。