メニューを先に決めよう!(食費予算を守る作戦2-2)
お部屋と家計を整える、家計整理アドバイザーの丹羽志津子(にわしずこ)です。
前回の食費予算を守る作戦のその3をお伝えしますね。
食費を守るためには、4つのステップを踏みましょう。
①必ず買うモノの金額を把握
②メニューを決める
③買物メモの作成。
④家計簿をつける。
メニュー決める時の一つ目のコツは「メリハリメニュー方式」でしたね。 今日はもう一つのコツについて。 「食材を繰り回す」
食べたいメニューを考えていたら、必要な食材が鶏肉に豚肉に牛肉にお魚。 今は量り売りよりも、パックに入って売られていますよね。
必要なグラム数だけ買うのは、正直難しいと思いませんか? 300gでいいけど、350g入っていた。この50グラム余分だけど、どうしようかな。
「少しばかり残していてもしょうがないから、使っちゃえ」と、使っていませんか?
それではもったいないですよ。 若い頃の私です(笑)
新婚時代4人前のレシピを見て料理を作り、夫と二人でもりもり食べていましたからね。 「美味しい、美味しい!」と言ってくれると、嬉しくてついつい作りすぎちゃいました。
これでは食費が膨らみ、お腹のぜい肉も増えます(笑) 結婚して夫の体重があっという間に、5キロ以上増えましたから。
ぴったりの量だけ買えるといいのですが、パック売りでは難しいですよね。
こんな問題を解決する方法が「食材の繰り回し」です。 メインとなる食材の数をしぼって、繰り回しのメニューを考えます。
例えば「ひき肉」ならば
●豆腐ハンバーグ
●ドライカレー
●麻婆豆腐
●ビビンバ丼
●ひき肉の肉じゃが
こんな風に、ひき肉を使った料理を1週間のうちに2~3回登場させれば 無駄なく使うことができますよね。
メインの豆腐ハンバーグに250g使って、あと100gは麻婆豆腐。こんな風に使うと、無駄がないでしょう。
「鶏肉」ならば
●チキンカツ
●長崎天婦羅
●チキンソテー
●鶏のクワ焼き
●チキンサラダ
その週のテーマを決めて、メニューを考えるとあれこれ悩まずにすみますよね。 メインの料理が決まったら、サブおかずは野菜料理を添えて、汁物をつければ 完成です。
サブおかずも、応用の効く野菜を買いましょう。
わが家のレギュラーメンバーは、キャベツに玉ねぎ、人参、ジャガイモ、もやし、きのこ、ミニトマト。青もの野菜は、値段を見て決めますよ。
「メリハリメニュー方式」で、メインとなる食材を順番に入れていくと さらにメニューのバランスが取れますよ。
日)家族のリクエストメニューの日
月)豆腐の日
火)肉の日
水)卵の日
木)魚の日
金)肉の日(パスタ・麺の日)
土)在庫整理day
テーマを決めると一週間のメニューも、考えやすくなります。 こんな風に決めてしまうと、便利ですよ。
必ずこれじゃなきゃ、ダメではありませんからね。臨機応変に、アレンジしながらメニューを立てくださいね。
事前にメニューが決まっていれば、お金も時間も有効に使えるんですね。お店のなかで、何にしようかとモヤモヤ悩む時間はもったいないですよね。
「食材の繰り回し」を頭に入れながら、食べたいメニューを事前に決める。計画的なお買いもので、食費の節約を成功させましょうね。