メリハリメニュー方式(食費予算を守る作戦2-1)
お部屋と家計を整える、家計整理アドバイザーの丹羽志津子です。
食費予算を守る作戦のその2をお伝えしますね。
食費を守るためには、4つのステップを踏みましょう。
①必ず買うモノの金額を把握
②メニューを決める
③買物メモの作成
④家計簿をつける
今日は「②メニューを決める」について。
一週間の食費予算からいつも買うモノを差し引いた金額が、7日間の夕食の予算です。
ここまで来たらその金額を6で割りましょう。すると一日当たりの金額が見えますよね。「なぜ6で割ったの、あと一日はどうするの?」と、疑問に思いませんか?
そこがポイントなんですよ。
あと一日はメニューを立てずに、冷蔵庫の在庫整理をする「在庫整理day」に しましょう。 在庫整理の日を設けると、冷蔵庫の整理と食費の節約の一石二鳥のお得なんですよ。
一日当たりの金額が出たなら、その金額で作れるメニューを考えていきます。
ここで第二のポイント。
一日の金額が出たら、「その中で納めなければならない。」と思うとちょっとストレスに感じることもありますよね。
数百円の予算では、値のはるメニューが作れない。「たまには贅沢な食事もしたい」 と思いますよね。毎日、毎日、節約メニューでは心が満たされないですよね。
そこでおススメなのが「メリハリメニュー方式」と勝手に名付けました(笑)
節約していても、週に一度はお刺身を食べたい。
または、焼肉も食べたい。
一日の予算では、はみ出してしまうから食べられない。 となると切なくなりませんか?
食べたいものは、「予算の範囲内」で食べましょう。その代わり 他の日で調整すれば大丈夫ですよ。 贅沢なご馳走も、毎日食べると飽きちゃいますよね。 お財布に優しいメニューの中で、たまに「胃袋と心を満たす食事」を入れましょう。
一日600円の予算であれば、1000円使った日はその前後で
もやし料理を入れたり、豆腐料理をメインにしたり。
食卓の上に一汁二菜は乗るようにしています。 理想は一汁三菜ですが。
節約、節約で心が枯れないように、主婦の知恵と工夫を重ねながら メリハリメニュー方式。 家族の笑顔が増えるように、頑張りましょう。
今日のポイントをまとめると、二つ。
①食費予算は6日分で一日値の単価を出す。
②メリハリをつけて、食べたいものは食べる。その他の日で調整する。
この二つです。
次回は、メニューを立てるときのもう一つのコツについてお伝えしますね。