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石州流茶道教室

二、茶をたてる時の座り方や向きの事

2017.05.20 17:00
ニ、茶立候時身のかね居すまひの事


茶をたてる時の体のおき方を説明する。


座り方

両膝を左右へ開いて臀部を畳につけて座るような正座はしない事。

(割り座のイメージです)


身体の向き

四畳半では炉に真っ直ぐ向かって片膝を少し引いたところに体を動かす。台目畳では炉の前角に向かって斜めに座る。


三畳でも四畳半でも亭主が座る畳を亭主畳(=道具畳・点前畳)と名付け、茶入や茶碗など全ての道具を置く。


風炉の時は風炉に向かい、炉の時は炉に向かう。しかしながら、炉に真っ直ぐに向かうのはあまり良くないので、片膝を引けば、ちょうど良いでしょう。


身体の位置

炉の時は、炉縁の隅より中に体をおきましょう。畳の中心に我が身の中心を置くように、いつでも心得ましょう。


炉縁の内角外角を目印にするとしても、その時々に良いところがあるので、臨機応変に対応しましょう。ただし、本式は内角に向かうのが良いと心得ましょう。


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